西東京市が低層住宅地区の用途地域などの見直しを進めており、その計画案について市内各所でパネル展示を行う。
低層住宅地区は、いわゆる住宅街の主に一戸建て住宅が並ぶエリアで、同市内では市内面積のほぼ半数を占めている。

今回、見直しの背景としては、住宅1棟あたりの平均敷地面積が小さくなっていること、農地が減少していること、住宅の老朽化が進んでいることなどがある。
この状況に対し同市では、敷地の細分化を防ぐために、区分にもよるが例えば最低面積を100平方メートルにするなどの案を出している。敷地の細分化を防ぐことで、良好な住環境を維持し、防火対策にもつながるとしている。
一方で、現状の建蔽率・容積率の緩和も検討しており、例えば、建蔽率40%・容積率80%の地区を50%・100%に見直す案がある。広く建てられるようにすることで、老朽化した住宅のリフォームを進める狙いがある。
こうした見直し計画について、同市では、9月16日から20日まで、市内5カ所を転々としてパネル展示型説明会を開く。詳細日程は以下。
- 9月16日(火)午後5時~7時=田無アスタ
- 9月17日(水)午後5時~7時=西東京市スポーツセンター
- 9月18日(木)午後5時~7時=柳沢公民館
- 9月19日(金)午後5時~7時=ひばりが丘図書館
- 9月20日(土)午後1時~3時=いこいの森公園
詳細は同市都市計画課(TEL:042-438-4050)へ。