戦後を代表する詩人・茨木のり子さんの詩のパネル展示などを行う企画展が、9月13日(土)から11月16日(日)まで、西東京市郷土資料室(map)で開かれる。
「わたしが一番きれいだったとき」などの代表作がある茨木さんは、2006年に79歳で亡くなるまで、西東京市(転入当時は保谷市)東伏見に暮らした。
保谷市が「憲法擁護・非核都市の宣言」をする際には、当時の都丸哲也市長が直接茨木さんに草案を依頼したというエピソードもある。
茨木さんの住まいは現在も親族の手で保存・管理されており、同市では、地域で保存され続けることを求める市民団体「茨木のり子の家の残したい会」の活動している。今回の企画展では、市と共に同会が共催する。
朗読、合唱などのイベントも
今回の企画展は、「恒久平和」を政策の柱に掲げる西東京市が、茨木さんの言葉や姿勢を通して平和を考えようと実施するもの。
略歴や詩のパネル展示のほか、以下のようにイベントも予定している。
- 9月20日(土):女声2部合唱「茨木のり子の歌うたい隊」(オリジナル曲を披露)
- 10月19日(日):唯一の絵本「貝の子プチキュー」を音楽と共に朗読
- 10月19日(日):長編詩「りゅうりぇんれんの物語」など朗読
- 11月7日(金):同上、朗読会
イベントなど詳細は市ホームページ参照を。
➡西東京市「守りぬこうこのなんでもないしあわせ~西東京市で紡がれた茨木のり子平和の言葉~」
詳細は地域学習推進課(TEL:042-420-2832)へ。
【リンク】
◎西東京市「守りぬこうこのなんでもないしあわせ~西東京市で紡がれた茨木のり子平和の言葉~」