近代彫刻の巨匠・平櫛田中が最晩年に過ごした土地を活用した小平市平櫛田中彫刻美術館で、企画展「平櫛田中 祈りの造形」が開かれている。
仏師出身の高村光雲のもとで彫刻を学び、さらに禅僧・西山禾山のもとで参禅した経験を持つ平櫛田中は、生涯を通じて仏教を学び続け、作品にも反映させてきた。
企画展では、釈迦、観音、不動などの立体像や、香合仏、厨子仏、浮彫仏などの仏像を紹介し、平櫛田中がそれらに込めた祈りの形を探っていく。

会期は9月7日(日)まで。
入館料は一般300円、小中学生は150円だが、8月31日(日)までは、「わくわく体験美術館ウィーク」とし、小中学生は無料になる。
火曜休館。
詳細は同館ホームページ参照を。
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