2026年はどんな年? 九星気学で鑑定 年間&1月の運勢

明けましておめでとうございます。

2026年は「丙午」の年ということで、年明け前から何かと話題になることが多かったようです。

(※最下部に動画での運勢紹介も掲載しています)

「丙午」は、十干と十二支の組み合わせによって60年に1回あらわれるもので、この年に生まれた女性は気性が激しく、男性を剋し、その運気を傷つけてしまう、といわれていました。そんなわけで、前回の丙午の1966年には、産みびかえにより出生数が前年比で25パーセント減だった、という話です。

もちろん「丙午なんて、迷信だ」といいきる方もいるでしょうが、「丙」と「午」はどちらも五行の「火」をあらわす激しい星である、ということは確かです。

ただ、星にはどの星にも、よい面と悪い面とがあって、状況に応じてそのどちらがあらわれてくるか、そこが問題となります。気学ともいわれる九星学は、もともと占いというよりは開運学、星をどのように使って運勢を開拓していくか、ということを目的としています。ですから、丙午の生まれだったら、そのいい部分を生かしていこうと考えます。

丙午生まれの方は、男女ともある種の華やかさをもっていて、ドラマティックな人生が似合っています。

ところで、今年は九星でいえば一白水星年です。一白水星は文字通り五行の水をあらわす星。となると、火をあらわす十二支の午との関係は「水剋火」となり、よくありません。「水火の仲」とか「水火の争い」なんていう言葉もありますよね。

ただし、火事の火を治めるのは水ですから、この一白水星がうまく働けば、「一白水星午年」は、なんとかバランスが保たれる、とも考えられます。

昨年12月半ば、街を歩くと服飾店の前ではたびたび赤い服が目につきました。オレンジがかった、太陽のような赤い服。丙午の色です。街に、丙午が走りだしたのでしょうか。色彩心理学の分野では、赤い色を目にすると体じゅうの細胞が活性化する、ともいわれていますから、これはきっといい兆しなのかな、とそこはポジティブにとらえました。

そして今年は、元気よくスタートした日本初の女性総理大臣の動向からも目が離せませんね。

高市早苗総理は、1961年3月7日生まれ。つぎのような星の下に生まれた方です。

(年)辛丑三碧木星

(月)辛卯四緑木星

(日)巳亥六白金星

本命星の三碧木星は推進力のある、威勢のいい星です。行動と言葉をもって世界に打ってでる星です。しかし、その威勢のよさも悪くでると「かけ声ばかり」「空さわぎ」となってしまいます。総理の星全体を眺めると、意外に地味で内向き、その本質は伝統を重んじる保守の人。選択的夫婦別姓問題やジェンダー政策はどうなるのか・・・、ここらあたりも注視していきたいところです。

1月は、二十四節気の小寒(5日)、大寒(20日)とつづいて、1年中で最も寒いころ。とはいえ、昨年冬至の「一陽来復」でかえってきた陽の気は日々のびつつあります。夕刻、毎日見ている風物の光と影の様子から、そのことがわかります。


今月はどの本命星の方も、転倒に要注意。今月、足腰を痛めると長びきます。

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年、2026年


二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年、2025年


三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年、2024年


四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年、2023年


五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年、2022年


六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、2021年


七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年


八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年


九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年


(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

[九星別運勢]

【2026年の運勢】

一白水星

特技や作品を世に問うチャンス。巡り合わせよく、婚活も好調。

運気は満開。ツキはあるけど、やりすぎは禁物。新規開業、事業拡大は慎重に。順調にいっている人ほど、守りを固めることも大切。

二黒土星

誠意で臨めば充実の年。順調にいってもテングにならないで。

好運期の終盤とはいえ、気力も十分、まだイケる。奢ることのない二黒の性格がツキを呼びこむか。低姿勢で開運。婚活も吉。

三碧木星

仕事より趣味に熱中。散財あるも、特技が生きて副業に活路。

のりのいい三碧にとっては賑やかで楽しい年。ただし、仕事は今イチ。年配者はリタイアにはよい年回り。悠悠自適の生活もよし。

四緑木星

新感覚とアイディアで敗者復活もあり。大金を投じてはダメ。 人生の潮目が変わる年回り。転職、結婚離婚もありで、変化をチャンスにつなげたい。これまで順調にきた人は、そのままでOK。

五黄土星

昇進、受賞がある一方で内面には苦労も。官公庁関係ご用心。

ヤリ手の五黄はどこでも目立つ。恰好いいだけに風当たりも強い。争い事は禁物。転職、独立は見合わせて。コミュ力発揮でいい流れ。

六白金星

誘惑にのったら大失敗、万事、安全第一で。盗難、泥棒注意。

異性の誘いも、よさそうな仕事の話もコワイ。今年しくじると来年以降の好運期に芽がでない。わき見しないで従来の道を丁寧に。

七赤金星

好運期の始まり。まずは身の回りのゴタゴタを清算して出発。

来年以降の盛運期に向けての準備年。借金、異性問題などある人は、今年中に始末をつけて。誕生日をすぎると、ジワリ運気は上昇。

八白土星

やる気も充実、ツキを実感できる年。仕事も婚活も積極策で。 いよいよ盛運期に突入。従来の仕事の拡張や新規開業も吉。ただし、物事、表沙汰になる年回り。税務関係など人によっては危ない。

九紫火星

順風満帆。公私ともいい縁が整い、結婚、営業活動とも好調。

9年に1度の好運期。多くに人との交流がカギ。チャンスは迷わず即キャッチ。遠方にツキ。力の出し惜しみをせず、ご活躍を!

【1月の運勢】

一白水星

勢い余ってドツボにハマる⁈。空気を読みつつ、ゆっくり始動。

強い年ながら、スタートは想定外のことに悩まされそう。若い相手は結構クセ者。今月つまずいたことは、来月やり直すことが賢明。

二黒土星

賑やかな新年を楽しんだら、さあ仕事、とそちらも幸先よし。

やたら多忙な年回りの始まり、さっそく営業活動は好調。異業種の人たちとの交流からヒントを得たい。婚活は盛りあがって、有望。

三碧木星

気分にムラあり、仕事が雑になりやすい。忘れ物にご用心。

寝正月を決めこんだら、三碧持ち前のキレのよさもなくなる。古い問題には首をつっこまず、人ともモノとも新しい出会いに着目。

四緑木星

カッとして大切な人を怒らせたら大損。まずは頭を冷やして。

好調そうに見えて、実は精神的に不安定。つまらないことを思いついたり、無駄なお金を遣ったり。人との関係は距離をおくこと。

五黄土星

モテて楽しい新年、深入りせずにスマートに。泥棒にご用心。

仕事は今イチながら飲食の楽しみ多く、そんな中に意外なチャンスも。今後の方針に迷ったら、自分より若い人の意見を聞いてみて。

六白金星

トラブル多く、忍の一字を強いられそう。本業に専念して。

理想家の六白は大きすぎることを考えて、足下が疎かになりやすい。今月はその点、特に要注意。横柄な態度で嫌われないように。

七赤金星

自然な笑顔で足取りも軽やか。過去を振り返らず、さあ前進。

いい感じの年明けは、おしゃれして街へ繰りだすもよし。劇場、美術館などで、ひらめくこともありそう。1年の計は新春にあり!

八白土星

トラブっても、あきらめないで。先月来のいい流れを信じて。

周囲の状況にゴタつきはあるものの、今月の八白には、それを突破する力がある。今までの頑張りを自信にかえて粘り強く前進して。

九紫火星

トラブっても、あきらめないで。先月来のいい流れを信じて。

周囲の状況にゴタつきはあるものの、今月の八白には、それを突破する力がある。今までの頑張りを自信にかえて粘り強く前進して。


鑑定士:野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

(動画でも運勢をご紹介しています)

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