PFAS(有機フッ素化合物)問題がくすぶるなか、西東京市の市民団体「安全な水を求める西東京市民の会」が、9月6日(土)午後1時45分から4時まで、同市柳沢公民館で、学習・交流会「どこまで進んだの?PFAS対策 問われている課題はナニ?」を開く。
西東京市のPFAS対策の報告のほか、「なぜ世界はPFASを懸念しているのか」をテーマに、話題・資料提供などをする。その後、質問、対話などの交流タイムがある。

5月に池澤市長と面談
同会では、5月16日に、同市の池澤隆史市長と面談し、PFAS対策への要望を伝えるなどしている。
面談のなかで、池澤市長は、
◎市が保有する震災井戸20カ所の水質検査を行い、今年度中に公表する
◎アスタビル地下駐車場のPFAS消火剤の交換について、駐車場のリニューアル時に東京都に要請する
といった項目については明確に回答したという。
一方で、暫定基準を上回った場合の浄化対策や、民間井戸の検査などの要望に対しては、回答はなかったとのこと。
同会では、引き続き、PFAS対策を求めていきたいとしている。
なお、9月6日の学習・交流会は参加無料。
問い合わせは同会(masugamitsuko@jcom.home.ne.jp)へ。