2008年に創刊した地域紙「タウン通信」では、北多摩エリアの戦争に関連する話題を折々お伝えしたきた。
歴史を語り継ごうとする活動や史跡、イベント、時には、戦争体験を礎に生きる人々の姿も。
特に印象的だった記事を、この機会にピックアップした。

画家 楢崎重視さん
「『美』だけは変わらない」 「日展」審査員も務めた日展会員で、美術界の一勢力である「東光会」の名誉会員の画家。社会教育

田無の初代市長の体験記『原爆の記』が重厚なアニメに
軍医として広島の原爆被害を体験した初代の田無市長・指田吾一さんの記録がアニメーションで現代によみがえる――このほど、「非

東京大空襲で人生が変わった――。谷戸の86歳男性が振り返る
コロナ禍で移動が制限される2021年の春。 それでも無理を押して、3月10日に浅草寺そばの隅田川を訪ねた西東京市の男性が

地域の「守り神」に感謝の集い 西武柳沢で
空襲逃れた西武柳沢地区「立野協和会」 祠のおかげで災厄から逃れられている――先月14日㈰、西東京市保谷町3丁目の「三峰講

俳優・声優 常田 富士男さん
「腹が立つことも、自然体で」 映画「天空の城ラピュタ」のポムじいさん役などで著名な俳優・声優。30年ほど前から西東京市

被爆者1003人の”声”を記録したジャーナリストの伊藤明彦さん 2002年の記事を再公開
戦後80年となる2025年。戦争体験の語り継ぎが課題となるなか、1003人の被爆者の「声」を録音したジャーナリスト・伊藤

「原爆」は身近だった…… 長崎投下の直前、保谷上空で訓練
長崎への原子爆弾投下の最終訓練が西東京市の上空で行われていたことにちなみ、市民団体「平和のための戦争展 西東京市実行委員

韓国・朝鮮人元BC級戦犯者の歩みを展示 「縁深い西東京の人に知ってほしい」
「『同進会』を応援する西東京市民の会」が、16日(2018年12月)まで西東京市柳沢公民館で「韓国・朝鮮人元BC級戦犯者

東久留米から名作を生み続ける古田足日さん 「児童文学で真実を求めてきた」
累計2000万部以上の『おしいれのぼうけん』(童心社、田畑精一さん共作)などで知られる児童文学作家・評論家の吉田足日(た

国立ハンセン病資料館でギャラリー展「戦争とハンセン病」 7/19~8/31
東村山市にある国立ハンセン病資料館で、同館として初めて「戦争」というテーマを取り上げるギャラリー展「戦後80年―戦争とハ

田無小から発見の銃剣類展示 西東京市郷土資料室で
西東京市立田無小学校で昨夏(2018年)に発見されて全国ニュースにもなった約3000点もの銃剣類。その詳細についてはいま

西武柳沢駅近くに落ちた模擬原子爆弾 『じゃがいも畑へパンプキン』
「西東京模擬原爆の会」が冊子を発行 太平洋戦争末期、西東京市の西武柳沢駅近くに、模擬原子爆弾が落とされたのをご存じだろう

「はだしのゲン」の中沢啓治さんを追ったドキュメンタリー上映
かつて新座市に暮らし、現在は所沢市に居を構える漫画家、中沢啓治さん(72)を取り上げたドキュメンタリー映画「はだしのゲン

水木しげるの戦争体験を描いたプラネタリウム番組――多摩六都科学館で戦後80年特別プログラム
ラバウルに出征し、爆撃で左腕を失ったことが広く知られる漫画家・水木しげるさんの戦争体験を再現するオリジナルのプラネタリウ

長崎での被爆体験の語り部 田中美光さん(小平市)
体験者として「語るしかない」 長崎市の高射砲隊にいた18歳のときに被爆した。終戦後は、大分県や同県杵築市の教育委員会など

小平で戦争体験を聞く集い 4人が登壇 8/23、オンラインも可
8月23日(土)午前10時から正午まで、小平市中央公民館で、戦争体験者の話を聞く平和学習講演会「戦後80年、昭和100年

”戦争”関連遺跡の「旧跡」 東久留米市で初、文化財に指定
東久留米市ではこのほど、「武蔵野鉄道引き込み線跡」および「北多摩陸軍通信所跡」の2件を市の文化財に指定した。 どちらも全

田無小校庭に埋まっていた教練用銃器類を展示 西東京郷土資料室 8/31まで
2018年に西東京市立田無小学校の校庭地中から見つかった、戦時中に用いられたとみられる教練用の銃器類が、西東京郷土資料室