二十四節気の啓蟄(5日)、春分(20日)とつづく3月は、例年ならば桜前線の北上に心はずむころ。
でも、今年は連日のコロナウィルス騒動でそれどころではないようです。ドラッグストアでは異例のマスク欠品、手指洗浄剤の棚もガラガラ!
それで気になるのが、年と月の星(年月の中宮星)が、ともに七赤金星だということ。七赤金星は人体に当てれば肺や呼吸器をあらわす星で、病気としてはぜんそく、肺に関する疾患ということになります。これは偶然の一致!?
もちろん、七赤金星が年月で重なるからといって、必ずしも肺疾患の現象が大きく出るとは限りません。ただし、やはり星にそういう含みはあります。不要不急の外出は控えて、用心に越したことはありませんね。それが、感染拡大を防ぐことになります。
今月はどの本命星の方も、インフルエンザのやコロナウィルス感染症はもちろんのこと、肝臓にも要注意。花にお酒はいいけれど、二日酔いは厳禁です。
[九星別運勢]
一白水星
小さな一歩がツキを呼ぶ。何かひとつ、新しいタネを蒔いて。
地味ながら推進力のある月。大きな変化は避けて、従来の路線のなかに、ちょっと新しいことを加えてみて。対人関係は広がり、特に誰かの紹介による出会いにいいものがありそう。異性関係は伸展が早いだけに慎重に。すでに意中の人がいる場合には、もう一押しで決まり!
二黒土星
対人関係は、負けるが勝ち。税務、書類上のミスにご用心。
ハデでおもしろいことがある反面、出費はかさむし、内心はイラッとすることも。また、長いつき合いの知人に保証を頼まれたりしたら、これは危ない。官公庁、書類、カード類については、相手が誰であろうと絶対に気をゆるめてはダメ。今月は、ひとりになってホッとする、そんな時間がとても大切。
三碧木星
人脈の糸を手操って思わぬ出会い。休日は体力の温存も必要。
直情径行で飾りのない三碧の生活は、ともすれば一本調子になりがち。今月は、ちょっと立ち止まって、懐かしい人や遠縁の人に会ってみるのもいい。墓参が再会のチャンスになることも。自分がしゃべるより、相手の話をよく聞いて。体調は今イチ、疲れやすいし、冷えもこたえる。温泉でのんびり、は有効。
四緑木星
復調の兆し。苦労の先が楽しみ。プラス指向でいきましょう。
運気は少しずつ上昇中。本業は焦らず、丁寧な仕事を心がけて。周囲の人はちゃんと見ているから。遠方にツキあり、旅先でロマンティックな出会いもありそう。でも、これも焦らず、じっくりおつき合いして、愛を育てていくのがいい。今月出会う人は、地味目で実直な感じの人であれば理想的。
五黄土星
個性全開っで前進するも、うっかりミスも。盗難、火の元注意。
いよいよ今後2~3年にわたる幸運期の始まり。といはいえ、今月はフッと気が抜けて、書類上のミスや忘れ物も多発しそう。総じて古い問題にはツキがなく、昔の知人との再会もおもしろくないことが多い。過去の病気の再発ということもあるから、気になったら早めに専門家の門をたたいて。
六白水星
何をやるにも絶好のチャンス。仕事は大きく前進、縁談も吉。
今やらないで、いつやるの?公私とも多忙だけれど、頼られたら人のお世話も忘れないで。上司、年長者とも良い関係だから、仕事の幅をどんどん広げて、さらに存在感を示したいところ。海外進出も可。異性関係でもいい出会いがあるから、婚活中の人は期待いっぱいに、アンテナを張って。
七赤金星
積極策で意見は通る。説得するには、事前の準備しっかりと。
運気は強いけれど、万事、出たとこ勝負ではダメ。交渉事やプレゼンの前には、十分に話の内容を練って、分かりやすい言葉で相手に伝えて。一方、今月お金でつまずく人は全般的に運気は弱い。仕事や対人関係でも思わぬミスが発生しやすいから、特に言葉の選び方を慎重に。不注意によるケガにもご用心。
八白土星
強気で押して自分らしさが光る。ただし、実力をわきまえて。
快調の波に乗るのはよいけれど、気が大きくなって、仕事に大金を投じたり、勝負事に手を出したり・・・と、こうなると危ない。実力以上のことができた場合は、後で窮地におちいることも。目上、有力者との関係は良好。大切なのは、自分より立場の弱い人に対する細やかな目配りと思いやり。
九紫火星
ケンカ、書類のミスなどトラブル多発。人込みは避けて無難。
対人関係では感情的なこじれで気が滅入り、つまらない無駄遣いで財布は軽くなり・・・。その上、ヘンな人の怪しい話にのってしまったら、もう大変!いつもと違うことには手を出さず、不要不急の外出は控えたいもの。体調も低迷気味。遊びの誘いにも、うかうかのらないで。
[鑑定家]
野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか