侵入強盗事件などが各地で起きているなか、清瀬市が個人宅への防犯機器の購入・設置に対して最大2万円の補助を行っている。購入・設置費の半分まで補助するもので、補助額の上限が2万円。
申請は来年(2026年)1月30日までだが、予算の上限に達した時点で終了となるので、お早めに。1世帯で1回しか申請できないが、複数の品目を合算することはできる。

防犯カメラ、防犯砂利など
補助の対象となる防犯機器は以下の通り。なお、下記以外でも、防犯につながるものであれば認められる場合がある。不明な場合は、清瀬市防災防犯課まで問い合わせを(TEL:042-497-1848)。
オンラインで申請を受け付けている市もあるが、清瀬市では「郵送」「市役所窓口」のいずれかの申請方法となる。設置後の写真の添付も必要なので、購入後は必ず設置をしたうえで申請を。
詳細は市のホームページ(清瀬市防犯機器等購入緊急補助金について)をご参照を。
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都市防犯研究センターのリポートによると、侵入者が侵入した家を選んだ理由には①クレセント錠を外せば入れる、②人目に付きにくい、 というものが挙げられている。
また、侵入を諦める時間では①2分を超え5分以内、②5分を超え10分以内、③2分以内、となっている。これは周囲の環境にもよるだろうが、いずれにしても、短時間で判断していることが見えてくる。
さらに犯行をあきらめる要素では、①声をかけられた、②補助カギ、③セキュリティーシステム、④犬を飼っていた、とあり、セキュリティーシステムが有効なことが示されている。
これらの要素を集めると、特に有効なのは侵入までに時間を掛けさせる「補助カギ」といえそうだ。