群馬県草津町の国立療養所栗生楽泉園にかつてあった、ハンセン病患者を懲罰的に閉じ込めた「重監房」(再現した展示物)が、国立ハンセン病資料館(東村山市)で8月2日(土)と11日(日)の2日に限り、特別公開される。

普段は外から覗き見る形の展示になっているが、特別公開では中に入ってみることができる。
劣悪な監房で、9年間の間に93人が投獄され、うち23人が死亡していることが分っている。
資料保存のため、通常は中には入れないが、人権侵害についてより深く考える機会にしてほしいと年に数回だけ特別公開している。
午前10時~、11時~、午後1時~、3時~の開始で、各30分。ただし、11時~の回は、「教員のための博物館の日」関連企画として、職員のみが対象となっているのでご注意を。
定員は各回5組程度。事前申込優先(当日に空きがある場合のみ、当日参加を受け付ける)。申込は下記から。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdLHOkakFu_6GFcqPv7oHyvwzzU_KZDQN3a8YaXA7urmHEroA/viewform
詳細は同館(TEL:042-396-2909、https://www.nhdm.jp/events/list/9300/)へ。
【リンク】
◆「タウン通信」取材記事 「重監房を特別公開」(2024年)
◎国立ハンセン病資料館 夏休み体験型イベント 「特別公開 重監房の内側」