桜の開花時期に合わせて、東村山市にある国立ハンセン病資料館で、20日㈭㈷から4月13日㈰まで、ギャラリー展「桜を植えた人びと―多磨全生園70年の桜並木」が開かれる。

地域でも屈指の桜の名所として知られる多磨全生園の桜並木は、隔離政策によって自由を奪われた入所者が、70年前に「桜とともに自分たちの歴史を受け継いでほしい」と一本一本植えたもの。
入所者たちによる桜をテーマにした芸術作品(詩、陶芸など)も多数残されており、資料館ギャラリーでは約25点を紹介する。
なお、資料館の2階展示室には桜並木を一望できる展望窓もある。
無料、21日㈮と月曜休館。詳細は同資料館(☎042・396・2909)へ。