任期満了に伴う東久留米市長選挙が12月14日(日)投開票で実施されるのを前に、現職の富田竜馬市長が立候補を表明した。
人口減少社会のなか、45年後の市制施行100周年に向けて「昭和のベッドタウン」からの脱皮が必要だとして、その改革の方向として、公共施設整備やデジタル化などを示した。
現状では公約の案だと断ったうえで、具体策として
- 富士見テラス機能の再建
- 小中学校の複合化(地域の「集いどころ」機能を集約)
- 民間活力を生かした公共施設の管理
- ワンストップなど利便性の高い市役所の窓口改革
- 本庁舎の大規模改修
- 小学校情緒固定学級の増設、不登校対策
- 公民連携による新たな保育園運営制度への移行
- ボール遊びができる公園の整備
- 「道の駅」設置へのチャレンジ
- 若者や女性の働き方支援、スタートアップ支援
- 地域包括支援センターの増設
などを挙げた。
前回選挙では、現在の会派として、自民クラブ・公明党の推薦と、市議会立憲民主、東久留米維新の会、久留米ハートネットの支援を受けており、今回も、自身の政策に賛同してくれる会派の協力を広く得られればと意向を示した。これから働きかける予定とのこと。無所属で立候補する。
25歳から東久留米市政一筋
富田市長は、1977年生まれの48歳。25歳で東久留米市議会議員に初当選、以降、5期にわたって市議を務め、前回選挙で市長に初当選した。
(動画「ニュースの現場」でもレポートしています=記者会見の一部を収録)
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