核兵器廃絶願い如意輪寺で弔鐘 西東京市で初、約30人が参加

広島・長崎に原爆が投下された日に合わせ、8月6日と9日、西東京市にある古刹・如意輪寺で慰霊と核兵器廃絶を願う弔鐘がつかれた。

世界規模で取り組まれている「平和の波」行動に連なるもので、新日本婦人の会西東京支部が主催した。

核兵器廃絶や平和を願い、小学生ら約30人が、如意輪寺の鐘をついた

弔鐘は「平和の鐘」として行われたもの。如意輪寺に鐘があったことから頼ったところ、快諾を得られ、実施に至った。同寺は境内に保谷市戦没者慰霊地蔵尊を祭るなど、ふだんから平和や慰霊に力を注いでいるという。 

弔鐘には小学生を含む約30人が参加。一人1度ずつ鐘をついた。

企画に関わる矢挽和子さんは「今年(2021年)1月には核兵器禁止条約が50カ国の批准のもと発効されるなど、核兵器廃絶の動きが加速しています。その願いがこもった鐘の響きが、一人でも多くの地域の方に届けば」と話している。

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