デマンド型交通が本格運行 東久留米市で

東久留米市は、ニーズに応じて運行する乗合型のデマンド型交通を、来年度から本格運行する。

公共交通の空白地を埋める施策で、本格運行に当たり、

  • ITによる予約・支払の簡便性向上
  • 小学校就学前児童および運転免許証を自主返納した65歳以上への利用登録対象者拡大
  • 共通乗降場の2カ所追加

を行い、利便性の向上を目指す。

乗合型の「くるぶー」(画像は市ホームページから転載)

団地の町として知られる東久留米市は多摩地域の中でも特に高齢者が多く、その高齢化率は2025年1月現在で、約28.9%に達する。

個人商店や商店街が減少していくなか、交通空白地の解消は以前から求められていた。

財政難が続く東久留米市は、コミュニティバスを運行していない、都内でも数少ない自治体の一つ。ワンボックスカーを利用したデマンド型交通は、限られた予算のなかでの代替案として、試験運行が続けられていた。「くるぶー」がその愛称。

デマンド型交通の利用には事前登録が必要。

利用の詳細については、市のホームページ参照を(https://www.city.higashikurume.lg.jp/kurashi/kurashi/1014874/1014644.html)。

【リンク】

東久留米市デマンド型交通「くるぶー」について

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