小平市では、災害用トイレトラックの導入に当たり、800万円を目標にクラウドファンディングによる寄付を募る。
トイレトラックは約2655万円で、集まった寄付金はその購入費の一部に充てる予定。
導入する予定のトイレトラックは今年夏頃の納車の見込みで、洋式簡易水洗トイレの普通型を4室、多機能型を1室備えている。
主目的はトイレが使用できない避難所での活用だが、平時においても、「市民まつり」や「市民駅伝大会」などの屋外イベントで使っていく考えでいる。
平時から使用していくことで、操作方法への慣れや、防災対策の啓発、市のにぎわいづくりなどにつながっていくという。
車体に寄付者の名前を掲載
なお、寄付は専門サイト「READYFOR」で、1口1万円から行える。5月1日(木)から6月30日(月)まで。
寄付した人の特典として、車体の背面に、社名・団体名・名前を掲載する。

30万円以上の寄付の場合は、商標等のデザインを掲載できる。さらに50万円以上の寄付なら、贈呈式により市長から感謝状が贈られる。
このようなクラウドファンディングを利用してのトイレトラック購入は、多摩地域では2例目とのこと。
詳細は同市防災危機管理課へ。TEL:042-346-9519
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