日本の死因第一位の「がん」であり、早期発見・早期治療が重要と知られていても、がん検診受診率は低いのが現状です。それは、費用と時間、さらには肉体的・精神的な負担も要因だといえそうです。
そんななか、費用も時間も肉体・精神的にも負担の少ない「MB(メタロ・バランス)検査」が、西東京市の田無病院で9月12日(土)からスタートします。
この検査は、たった6mlの血液からがんリスクが判定できるもの。千葉県がんセンター、神奈川県立がんセンター、株式会社レナテックの共同研究によるもので、異・大腸・肺・肝臓・すい臓に、女性は乳・子宮体・子宮頸・卵巣を加えた9部位、男性は前立腺を加えた6部位の検査が可能です。
採血時点での「がんにかかっている可能性」の判定であり、罹患を確定するものではありませんが、自覚症状が出る前の早い段階のがんへも結果は反映されるため、早期発見に役立つと期待されています。
検査時間はたった5分
採血だけなので検査時間は約5分。1度でこれほどの部位を調べられて、費用は1万6500円です。
早期発見が難しい「沈黙の臓器」すい臓も対象で、体への負担も少なく手軽なことから家族や友人と受ける方も多いそうです。
検査は完全予約制。毎週月・水・土の午前中に実施しています。
予約はメタロ・バランス検査のホームページから。
電話の問い合わせは、レナテック(0463-74-6129)へ。
◎田無病院