小平市にある「ガスミュージアム」で、企画展「~『昭和100年』、そして『戦後80年』の一歩先へ~豊かな暮らしらしをかなえたガス器具たち」が開かれている。9月15日(2025年)まで。
「昭和100年」、戦後80年の節目に合わせた企画で、ガス器具を通して、戦後の生活の変遷を追っていく。
湯沸かし器や風呂、調理器具など、ガス器具の普及によって私たちの生活がより便利に、より広がりを持つようになったことは言うまでもない。
企画展では、生活を一変させた実物のガス器具のほか、ポスターなどを通して、往時を追体験する。

地元企業がタッグ シチズン時計から時計の展示も
ガスミュージアムは東京ガスが設立・運営している博物館だが、今回は西東京市に本社があるシチズン時計も企画に協力し、各年代を象徴する時計の展示を行う。アナログからデジタル、さらに電波時計などへと、数十年の間に技術が目覚ましく進歩していったことが改めて実感できる。
ガスミュージアムは月曜休館(月曜が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日休館)。開館は午前10時から午後5時までで、入場無料。駐車場完備。
なお、東京ガスは今年、創立140周年を迎えている。

夏休み中はワークショップなど開催
同館では、7月19日(土)から8月24日(日)まで、さまざまなプログラムを用意する「夏休みはガスミューで学ぼう!」も開催する。
毎年好評の「あかりのうつりかわり」の体験展示のほか、謎解きクイズラリー、18基の屋外のガス灯を灯す「ナイトミュージアム」(8/2、8/23の17時~20時)などを実施。
サッカーJ1の「FC東京」の歴代ユニフォームや写真展示も行う。これはFC東京の前身が東京ガスサッカー部であることから企画するもので、今年は創立90周年に当たるという。
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