楽しくアンサンブル! 大人のための「鍵盤ハーモニカ」 わだピアノ教室|西東京市

息を吹き込みながら鍵盤を押せば、誰でも音を出せる「鍵盤ハーモニカ」。

深い呼吸に加え、指、腕、目、口の周りや顔の筋肉、脳を使うことから、「健康に良い」と注目されている。

何より、音楽によって気持ちが弾むのが良い。

「ピアノはちょっと無理。でも、何か楽器を演奏したい」とチャレンジする大人が増えているそうだ。

深い呼吸、指・目・耳・脳を使う楽器で、健康にも良い「鍵盤ハーモニカ」

未経験者歓迎のグループレッスン

西東京市にある「わだピアノ教室」は、特に中高年を対象に、鍵盤ハーモニカのグループレッスンを行っている。

「お子さんのいる家庭なら、たいてい一家に一台は鍵盤ハーモニカがあるはず。仮に購入するにしても、手に入れやすい楽器です。気軽にスタートできて、簡単に音を出せるのが鍵盤ハーモニカの魅力です」

そう話すのは、同教室を主宰する指導者の和田円佳さん。

ピアノ指導歴の長い和田円佳さん

グループレッスンは2人~6人の規模で、それぞれパートに別れ、アンサンブルを楽しむ。時には、ピアノ指導も行っている和田さんのピアノ伴奏も付く。

曲としては、「さくらさくら」「夏の思い出」などの親しみやすい唱歌に始まり、「アメイジング・グレイス」「ジュピター」「茶色の小瓶」などポピュラーなものにも取り組んでいく。メンバーの希望により、Jポップや演歌、ディズニーなども取り入れていく予定。

「誰でも弾ける手軽さが魅力の楽器ですが、一方でビブラートやタンギングなどのさまざまなテクニックがあり、上達すると相当に音楽的な演奏ができます。子どもの楽器と思われがちですが、楽曲で取り入れるプロも少なくなく、やり始めたらその魅力にのめり込んでいく人が多いです」

と和田さん。

実際、グループレッスンに通う60代女性は

「最初は指が動かず、『本当に続けられるの?』とモヤモヤしたときもあったが、仲間と一緒に失敗も笑い合えたので、楽しく続けられた。今では自分でも上達が感じられ、いろいろな曲にチャレンジするのが励みになっています。毎回、レッスンに行くのが楽しみです」

と話してくれた。

特にシニアに知ってほしい、「音楽の力」

指導する和田さんは、国立音楽大学を卒業後、カワイ音楽教室でのピアノ指導の経験を持つ指導者。

これまでは子どもたちへのピアノ指導をメインに行ってきたが、「生活の中に音楽を取り入れてほしい」という思いが募り、「大人の鍵盤ハーモニカ」のコースをスタートさせた。

それに当たり、「ハーバード流・育脳シニアピアノレッスンの教科書」という講座を受け、音楽が持つ力を再認識したという。

「私自身、3歳でピアノを始め、高校から音楽専門の道を歩んできたので、音楽の力はよく知っているつもりでした。でも、改めて理論的に学ぶと、ホルモン分泌によって脳が活性化し、例えば『パーキンソン病で寝たきりだった人が動いた』『アルツハイマー型認知症の人が、思い出の曲を聞いた瞬間に記憶を呼び起こした』などの実例があるというのを知ったのです。

音楽には、私たちが想像する以上の力があるのだと思います。

何より、単純に、『弾いていて楽しい』『またあのレッスンに行きたい』とワクワクすることは、気持ちを若返らせ、毎日を張りのあるものに変えてくれます。

楽器習得に年齢はありません。特に、鍵盤ハーモニカはやりやすいので、ぜひ気軽に体験してみてほしいです」

と和田さんは話す。

(※わだピアノ教室は、「ハーバード流・育脳シニアピアノレッスンの教科書」認定教室になっている)

文字通りの「アットホーム」でグループレッスン

60分・月2回で4,500円

気になるレッスン料は、60分・月2回で4,500円。現在は水曜日の午後1時~2時のクラスに空きがある。

体験は無料でできるが、楽器貸出の場合は、口を付ける部分の「唄口」の購入が必要(500円)。

指導者の和田さんは、カワイ音楽教室でのピアノ指導の後、結婚して10年以上、夫の仕事の関係で、ドイツ、ポーランド、イギリスに暮らした。

帰国後、当時、二女を通わせていた幼稚園の友だちから頼まれ、ピアノ指導を再開。当初は宣伝もせず、ごく私的なレッスンだったが、口コミで生徒数が増えたため、本格的に教室をスタートした。現在は、ピアノレッスンの「ジュニアコース」「大人のコース」も開講している。

体験希望は下記からご連絡を。

[わだピアノ教室]

TEL:050-1869-6465

メール

わだピアノ教室 メールフォーム

住所:西東京市ひばりが丘北1-7-4

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