ウクライナについての講演を聞いて②

僕が通う自由学園(東久留米市)で、ウクライナ出身のご家族による講演会がありました。

そのお話の中で、1930年代のソ連時代にスターリン政権による計画的な飢饉があり、たくさんのウクライナ人が亡くなっていたことや、ウクライナの親欧米路線への転換についてなど、自分が今まであまり知らなかった‶ウクライナの歴史″という点から、なぜこのような悲惨な出来事が起きているのかを知ることができました。

また、講演の中ではウクライナ国内で撮られた写真もいくつか流されましたが、日本の報道では主に建物の被害しか流されないなかで、戦争の現実を知らされるようなとても悲惨な写真もあり、戦争の恐ろしさを再認識しました。

最後に、この講演内で登壇者のソロツカさんが寄付等の支援を呼びかけられていました。

その中で[対岸の火事]という言葉について思い出し、今このように不自由なく当たり前のように日常生活を送ることができていること、学校に行けることに感謝し、人ごとにはせず、自分には今何ができるか、自分ができることを実行に移すことが大切だということを考えることができました。

今回このような機会をもつことができたことに感謝します。

(自由学園男子部高等科3年生 菅義人)

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