小平市にキャンパスがある津田塾大学の津田塾祭実行委員会が、10月18日(土)、19日(日)の「津田塾祭」開催に向けて、20万円を目標額としたクラウドファンディングを行っている。
企画運営上で必要な備品や装飾品の値上がりを受け、従来の規模を維持するには、大学からの援助金では足りそうにない様子だ。支援金は、企画運営費および衛生管理費に充てたいとしている。

子どもからシニアまで楽しめる、地域に開かれた学園祭
小平キャンパスで開かれる津田塾祭は今年で66回目。普段から公開講座や「夏休み子ども英語プログラム」などを開く同学は、地域との交流も盛んで、小平市とも包括連携協定を結んでいる。当然ながら学園祭も地域に広く開かれた運営で、例年、ゲストのトークショーや学生のパフォーマンス、縁日、キッチンカー出店、雑貨等を販売するマルシェなどを多彩に行っている。会場は、小さな子どもを連れた家族から、高齢者まで、さまざまな人たちが行き交う。
今年も同規模で開催予定で、より多くの人に来場してほしいと「星月夜~集まる光、広がる未来~」をメインテーマに掲げる。光に集まるように来てほしいとの願いを込めているという。

津田梅子をもっと広めたい
そんな津田塾祭を企画する実行委員会では、昨年度の反省もあり、今年は大学創設者・津田梅子のPRに力を入れたいとしている。
昨年の改刷で津田梅子が5000円札の肖像に採用されたが、その機会をうまく生かせず、津田梅子および津田塾大学に関心を持ってもらう場が少なかったという。
そうしたことから、今年は、津田梅子に関するミニ漫画の配布やオリジナルグッズ(数量限定)の販売を企画している。
(※津田梅子と小平市の縁については当サイトの特集記事ご参照を➡こちら)



返礼品に「オリジナルキーホルダー」など
今回のクラウドファンディングにおいては、▼3,000円、▼5,000円、▼10,000円、▼30,000円の4つの枠を設けており、返礼品として、以下のように用意している。
- 3,000円:手書きの御礼状/津田塾伝ミニ漫画
- 5,000円:オリジナルしおり/手書きの御礼状/津田塾伝ミニ漫画
- 10,000円:オリジナルキーホルダー(3種から1つ選択)/手書きの御礼状/津田塾伝ミニ漫画
- 30,000円:オリジナルしおり/オリジナルキーホルダー(3種から1つ選択)/手書きの御礼状/津田塾伝ミニ漫画
なお、1万円の枠では法人向けが用意されており、希望すれば、公式ホームページに社名・屋号の掲載ができる。
上記のうち、オリジナルしおりは、明治・大正をイメージしたレトロ風のデザインで、津田梅子が卒業式の式辞で述べた「人生を無為にせず 、広く社会に働きかけることのできる、有為な人になれ。」を印字している。
もう一つのオリジナルキーホルダーは、津田塾祭公式キャラクターである梅の妖精「うーめん」をモチーフにしたデザインで、
- うーめんポシェットをかけるクマ
- うーめん帽子を被っているタコ
- うーめんを抱えるウサギ
の3つがある。
うーめん初のグッズ化とのことで、記念になりそうだ。
支援の締切は10月2日(木)午後11時。All-or-Nothing方式で、目標に達しない場合は返金となる。
支援およびプロジェクト詳細は、下記リンク先のクラウドファンディング「ReadyFor」のページへ(こちら)。
◎ReadyFor「津田塾大学学祭での企画の強化とさらなる大学・学園祭の周知を目指す!」
【リンク】