2月29日、ルネこだいらで 小平コーラス・アカデミー/おんがくの共同作業場
アフガニスタンを支援するペシャワール会に寄付金を送ろう――。
29日(土)午後1時30分から小平市ルネこだいらで、小平コーラス・アカデミーによるフレンドリーコンサート「ヘンデル『メサイア』」が開かれる。
当日会場で集まった寄付金などは、昨年12月にアフガニスタンで凶弾に倒れた医師・中村哲さんの意思を継ぐベシャワール会に送る。開演前の1時20分から、ペシャワール会スタッフのトークも予定されている。
コンサートを後援する認定NPO法人「おんがくの共同作業場」では、2002年からアフガニスタンに車いすを送る運動をしてきており、これまでに380台以上を現地に送っている。地雷で傷ついた現地の子どもたちを支援する活動で、車いすのメンテナンスなども行ってきているが、ここにきて現地の情勢不安があり、支援活動を一旦中断していた。
そんななか、昨年12月に現地を支援し続けていた医師・中村哲さんの訃報が入り、直接の接点はなかったものの、同じ志を持つ者として「ペシャワール会」への寄付を決断。今回の公演は、ペシャワール会へのベネフィットコンサート(慈善コンサート)と位置づけている。
「おんがくの共同作業場」は、合唱付きのオーケストラ曲を広めようと、プロ・アマの垣根を超えて活動している認定NPO。約200人が賛同者として名を連ねており、慈善活動としては、東日本大震災への被災者支援なども行っている。
今回のコンサートでは、「おんがくの共同作業場」理事でもある郡司博さんが指揮を務める。
ソリストはプロが出演。管弦楽はオラトリオ・シンフォニカJAPAN。
入場料は3000円から。詳しくはおんがくの共同作業場(042・522・3943、http://www.gmaweb.net/npo/archives/concert/messiah)へ。