原発避難者ら相馬盆唄など 「西東京けやきの会」の指導受け、23日披露

郷土舞踊などに取り組む「西東京けやきの会」と、原発避難者らでつくる「みちのく・まほろば会」が、23日(土)正午から、西東京市コール田無で相馬盆唄や東京音頭の踊りを披露する。
西東京市民文化祭の一演目。

「まほろば会」は、西東京市に避難してきた人たちと支援者らによる団体で、交流の場となっている。現在は会津木綿を使ったマフラーやスカーフなどの制作・販売活動も行っている。

「みちのく・まほろばの会」メンバーは、西東京市福島県人会のオレンジの法被を着て踊る予定。写真中央の黒い服の女性が、踊りを指導する上野さん

両者の出会いは、「けやきの会」で踊りを指導する上野八重さんが、「盆踊りを通して支援ができないか」と働きかけたのがきっかけ。同市福島県人会を通してつながった。

「まほろば会」代表の後藤恭子さんは「何も分からずここに来たが、本当にいい人たちに囲まれて10年を過ごせた。感謝を込めて踊ります」と話している。

なお、「まほろば会」は、25日にも、午前10時から午後3時まで、田無アスタ・センターコートで出店を予定している。

編集部注このイベントは終了していますが、地域のアーカイブ情報として公開しています

X
Facebook
Email

今日のつぶやき

※同じ投稿をX(旧Twitter)でもしています https://x.com/towntsushin

「タウン通信」は東京都の西東京市・東久留米市・小平市と近隣エリアの地域情報紙です。

お知らせ