日本最初の女性ジャーナリスト・羽仁もと子と夫・吉一によって創設され、独自の教育を100年にわたって実践してきた自由学園(東久留米市)の記録『自由学園一〇〇年史』が、2021年12月に出版された。

800ページにわたる大作で、貴重な写真も多数収録。東久留米での地域交流に触れる記述も多い。また、戦時下の学校の変化などは郷土史の観点からも興味深い。
同校出版局発行、婦人之友社発売。A5判、上製、9900円。デジタルアーカイブ(https://archives.jiyu.ac.jp/)も公開されている。