(編集部注 この記事では業者を紹介します)
大人も「くもん」に通えるのをご存じですか――?
東久留米市にある「KUMON下里教室」では、「書写」と英数などの学習を、大人向けにも行っている。

万年筆、毛筆など
「公文書写」は、毛筆・かきかた(えんぴつ)・ペン習字の3コース。このうちペン習字が万年筆を使っての書き方教室で、ボールペンなどでの筆記をきれいにしたいという人にもお薦め。
コースは、ひらがなから始まり、楷書体、楷書の漢字かな交じり文字、連綿体、行書体、行書の漢字かな交じり文、草書体と順に習っていく。
最初はくっきりとした文字から。最終的には、流れるような文章を目指す。
レベルに合わせてスタートできるので取り組みやすく、まったくの初心者の場合は、姿勢や持ち方から学んでいく。学びの過程では、横書きや実用書式などもあるので、だんだんと日常生活で活かしていける。「自信を持って書類や手紙を書けるようになった!」と好評だ。
一方、毛筆も根強い人気で、墨の匂いに包まれながら自分と向き合うひと時を過ごせる。
こちらも公文式のメソッドに則り、易しいレベルから、少しずつステップアップできる。まずは楷書を、次に行書へ――という進み方は、ペン習字と同様だ。
毛筆の場合は、「久しぶりに習字を書きたくなった」というケースも多いそうだ。
いずれも、指を動かし、刺激もあることから、健康維持にも有用だ。

書道経験者が指導
指導するのは、同教室を主宰する新開智子さん。
自身が年少時から中学生まで習字を習っていたという指導者で、公文書写で教えるのにあたっては、1年の養成講座を受け、指導スキルを磨いた。
元SE(システムエンジニア)でパソコンが得意という新開さんだが、
「文字を書くのは、実用とはまた違う、それ自体の楽しさがある。気持ちを落ち着けて集中するときの没入感や、うまく書けたときの何とも言えない達成感。ぜひ、忙しない毎日のなかで、静かな時間を持ってみてください」
と呼び掛ける。

意外に人気の、大人の学び直し
ところで、「公文式」といえば計算の繰り返しなど年少者の学習を思い浮かべがちだが、実は同じ仕組みを活用した「大人の学び直し」もひそかな人気があるという。
「英語の学び直しをされている方もいました。公文式は細かいレベル設定で教材が用意されているので、学習のやり直しなども取り組みやすいのです。そこから徐々にレベルアップできるので、無理なく学習を進めていけます。ビジネスで英語が必要になった、趣味で微分積分などを解いていきたい、など、さまざまな動機で、学び直しをされる方がいます」
と新開さん。
ちなみに同教室ではタブレット端末を用いる「KUMON CONNECT」を導入しており、ZOOMやLINEなどを活用した在宅学習も可能だ。気軽にご相談を。

2コース以上なら割安に
書写コースは、一コースあたり月額4,840円(小学生以下は3,630円)。
毛筆とペン習字など2コースを取る場合は、月額7,260円と割安になる(小学生以下は5,445円)。
どのような教材で、どのように取り組むかなどは、気軽に下記から同教室までお問い合わせを。
[公文式 下里教室]
TEL:050-1869-6467
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東久留米市下里3-11-19 ホワイトシャトレー101号室