省エネ機器への買換に補助金|北多摩各市で先着順

各市で、省エネ機器への買い換えやリフォームに対して補助金を出す事業が行われている。

いずれも予算額に達したところで補助終了となるので、興味があるなら早めに問い合わせや申請を。

当サイトのメインエリアとなる北多摩各市の情報は以下の通り。

その他エリアについては、国でまとめた紹介サイトがあるのでご参照を。

 ➡特集記事:国の大型補助金事業「住宅省エネリフォーム事業」

西東京市 エアコン、LED照明器具など

西東京市では、ルームエアコン、節水シャワーヘッド、LED照明器具への助成金を出している。

ルームエアコン

ルームエアコンは、統一省エネルギーラベル【目標年度2027年度】で★が1.0以上の製品を対象に、最大で2万円を助成する。西東京市内の店舗で購入することが条件。ネット購入は対象外。

市内個人店舗での購入なら2万円を助成、市内量販店なら1万5000円を助成する。1世帯1台までだが、下記でも紹介する「東京ゼロエミポイント」との併用が可能。

申請受付は5月15日から行われており、12月26日までの予定。予算額に達した時点で受付終了となる。

なお、事業者向けの同種の助成(業務用エアコン)も行われている。

 ▶ルームエアコン買い換え助成金

 ▶事業者向け・業務用エアコン・ルームエアコン買い換え助成金

LED照明器具

蛍光灯照明器具のLED照明器具への買い換えにも助成金が出る。

西東京市民(個人)のほか、管理組合、事業所(中小企業など)も申請可能。

1台あたり税抜価格5000円以上の購入で、一律2500円が助成される。一人(一件)あたり最大100台までなので、上限は25万円。

なお、本体の購入費が対象で、部材購入費などは対象外なのでご注意を。また、新規設置は対象外。

申請受付は6月15日から2026年1月31日まで。予算額に達した時点で終了。

 ▶LED照明器具買い換え助成金

LED照明器具(Amazon)

LED照明器具(Rakuten)

こちらはネット購入も対象だが、ポイント等を利用の場合はその分を助成対象から引かれるのでご注意を。

節水シャワーヘッド

節水シャワーヘッドへの助成も行われている。

30%以上の節水効果または1分間あたりの使用水量が7リットル以下の節水シャワーヘッドで、税抜価格6000円以上の新品が対象。その購入に対して、一律3000円が助成される。1世帯1台まで。

なお、すでに使用しているシャワーヘッドとの交換設置が条件。新規設置は対象外なのでご注意を。予算上限に達した時点で終了となる。

 ▶節水シャワーヘッド買い換え助成

節水シャワーヘッド(Amazon)

節水シャワーヘッド(Rakuten)

6000円以上の新品が助成対象なので、ご注意を。なお、助成金額は3000円一律だ

予告:9月からは給湯器にも

なお、エコジョーズ、エコキュート、ハイブリッド給湯器といった高効率給湯器に対しての助成も予定されている。

市内店舗で購入したものに一律1万5000円を助成するもので、こちらは9月1日からの受付開始。高効率給湯器には国の補助金もあるので、ご家庭に合った事業のご利用を。

国の補助金制度「給湯省エネ2025事業」

 ➡国の「省エネ住宅リフォームキャンペーン」特集記事


小平市 エアコン、冷蔵庫、給湯器など幅広く

小平市では、エアコン、冷蔵庫、LED照明器具、給湯器に助成金が出る。いずれも、購入費および設置に要した費用の合計の4分の1が助成される。上限は3万円小平市内の小売店舗で購入することが条件。LED照明器具を除き、1世帯1台まで。

東京都の東京ゼロエミポイントとの併用が可能。

申請受付は6月5日から10月31日まで。ちなみに、昨年は2カ月程度で予算上限に達したという。

各機器の対象は以下の通り。

エアコンは、統一省エネルギーラベル【目標年度2027年度】で★3.0以上(※冷房能力3.6kW以上なら★2.0以上も可)が対象。

電気冷蔵庫は、省エネ基準達成率が目標年度2021年度において100%以上の電気冷蔵庫(省エネ性マークがグリーン色)が対象。

LED照明器具は、住宅の屋内に固定して使用するもので、スピーカーや空気清浄機など機能が備わっていないものが対象。購入設置費の合計が税込価格5000円以上で、助成対象となる。

給湯器はエコキュート、エコジョーズ、エコフィール、ハイブリッド給湯器といった、いわゆる高効率給湯器が対象となる。

小平市省エネ家電等買換促進補助金

高効率給湯器

太陽光発電システムや断熱窓など、モニター助成も募集中

小平市は、太陽光発電システム、蓄電池、V2H充放電設備、断熱窓、燃料電池(エネファーム)、LED照明を設置した人に設置費用の一部を助成するという助成事業も行っている。

市が独自に行っている「Web・アプリ版小平市環境家計簿」に登録することを条件にしたもので、この「家計簿」に1年間の光熱費の入力をすることが求められる。一見大変そうだが、設置機器によってどれだけの光熱費の変化があったが見える化できるので、興味深く続けられそうだ。

対象となるのは、以下の通り。

  • 太陽光発電システム:1kWあたり3万円を助成(上限10万円、リース等不可)
  • 蓄電池:6万円を助成、太陽光発電システムが設置されていることが前提
  • V2H充放電設備:6万円を助成
  • 断熱窓:設置費の5分の1を助成(上限5万円、既存窓の改修が前提)
  • 燃料電池(エネファーム):定格出力0.7kWの機器は2万5000円を助成、同0.4kWは1万9000円を助成
  • LED照明:設置費用の2分の1を助成(上限5万円、設置費用の合計が2万円以上が対象)、電球購入のみなら1万円を助成

申請受付は4月1日から2026年3月31日まで。それぞれに予定台数があり、先着順。

 ▶省・創・畜エネルギー機器等設置モニター助成の募集

東京都限定 初期費用ゼロで太陽光発電と蓄電池を設置!【ゼロスタート ソーラー】


東村山市 太陽光発電、蓄電池、エネファーム、断熱窓改修

東村山市は、地球温暖化対策機器として、太陽光発電システム、蓄電池システム、家庭用燃料電池(エネファーム)、断熱窓改修に対して補助金を出す。

申請受付は5月1日から2026年1月23日まで。

多くの自治体と異なり、同市の場合は、先着順ではなく、申請額が予算額を超過した場合は公開抽選を行って当選者を決定する。そのため、補助金を見込んだ購入ではなく、万一抽選に外れた場合も考慮して、余裕を持った購入計画をお勧めしたい。

各機器の詳細は下記の通り。

  • 太陽光発電システム:3万円に発電出力キロワットを乗じた額を補助(上限15万円)
  • 蓄電池システム:7万円を補助
  • 家庭用燃料電池(エネファーム):定格出力が0.7kW のものは5万円を補助、同0.4kWは3万円を補助
  • 断熱窓改修:改修費用の4分の1に相当する額を補助(上限10万円)

なお、これらの補助金は、国・都が実施する補助金との併用が可能。

住宅用地球温暖化対策設備設置費補助金




清瀬市は終了 東久留米市は独自施策なし

清瀬市は太陽光発電機器等設置に対して補助金を出す事業を行ったが、2025年度分は受付開始早々に予算額に達した。

東久留米市は、木造住宅の耐震診断の助成や雨水貯留浸透施設(ます)設置への補助などは行っているが、環境関連の機器設置、省エネリフォーム等への助成は、独自には行っていない。

なお、最上部でも紹介しているが、その他地域の情報は下記サイトから確認できる。ご参考に。

東京都は「東京ゼロエミポイント」

上記のような基礎自治体だけでなく、東京都も独自の補助事業を行っている。

省エネ機器の促進を目的に行っているのは、「東京ゼロエミポイント」。

1ポイント・1円換算のポイントを付与する施策で、エアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明機器が対象機器。

省エネ性能の高い機器に買い換えると、状況や性能に応じて、例えば501リットル以上の冷蔵庫で最大8万ポイントの付与を受けられる。ポイントは購入時の値引きという形で付与される。

上記の数カ所でも案内したが、各市の助成は、東京ゼロエミポイントなどと併用することも可能なので、購入の際は、施工業者や店頭、または各市窓口などにご相談を。

東京ゼロエミポイント


国は最大200万円補助の大型「住宅省エネキャンペーン」

なお、国も2025年に大型の「住宅省エネキャンペーン」を実施している。

こちらについては、特集ページを設けているので、ご参照を。項目が多岐にわたるうえ、最大200万円の補助金が出る先着順のキャンペーンだ。

「省エネ」リフォームは、その後のランニングコストにも好影響があるので、長い目で見てお得。

上記のもろもろの補助金を、上手にご活用を!

 ➡特集記事:なぜ今がリフォームのチャンスなのか!? 最大200万円もの補助金

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