1日のみ開業の「中高生カフェ」 12/23に西東京市で~大学生中心のNPOが支援

中高生が企画から接客まで行うカフェが1日限りでオープンする――12月23日(火、2025年)午前10時から午後4時まで、西東京市泉町にある「LIFE MEDICAL CAREいずみ」2階の「Café+」(3-6-9)で、中高生によるカフェ運営が行われる。

クリスマスシーズンに合わせ、オリジナルの「こんがりサンタさんケーキ」や「北の国のゆきだるまクッキー」などを提供する。

「教育格差の是正」を目的に、大学生が中心になって活動するNPO法人「BORDER FREE」が、高校生たちに社会と関わるさまざまな体験をしてほしいと実施するもの。

経済格差による「体験格差」をなくしたい

カフェ事業を統括する同NPO所属の藤田万由さん(早稲田大学2年生)は「入試制度の多様化により、総合型選抜など、学力以外の力が問われることも増えてきている。そうした力は、体験による面が大きく、経済格差による差が生まれやすい。多くの高校生が地域の人たちとさまざまに関われる体験の場として、カフェを企画しました」と企画意図を説明する。

昨年、新宿での開催の様子

同NPOは普段は多摩市などで学力支援活動を行っており、実は西東京市との関わりは薄いが、「西東京市が子ども施策に力を入れているのを知り、会場にさせていただきました」(藤田さん)とのこと。同市社会福祉協議会の助成金を得ての実施。また、会場を運営する順洋会の協力も大きい。

NPO法人 BORDER FREEのロゴ

12/14にはリハーサル運営 入店もOK

中高生によるカフェ自体は昨年の新宿での開催に続く2回目。ぜひ、来店して活動の応援を。

なお、14日㈰正午から午後2時までリハーサル運営もあり、入店可能。

詳細は同NPO(border.free.2021@gmail.com)へ。

X
Facebook
Email

今日のつぶやき

※同じ投稿をX(旧Twitter)でもしています https://x.com/towntsushin

「タウン通信」は東京都の西東京市・東久留米市・小平市と近隣エリアの地域情報紙です。