清瀬市では、(仮称)南部地域複合施設を清瀬市中央公園に建設するにあたり、1989年(平成元年)に登場した豪華客車「夢空間」の車両を同公園内に移転・展示する予定でいる。多くの人に来場してもらうためのランドマークにする狙い。
すでに、「三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷」に設置されているダイニングカー(1号車)とラウンジカー(2号車)を譲り受けているが、車両自体は劣化が進んでいることから、その修復が必要となっている。

プロジェクトのPRも兼ねて
現在、外装塗装は完了しているが、内装修復とパーツ製作などは手つかず。そこで清瀬市では、多くの人の支援・参加を願って、その費用をクラウドファンディングで募っていく。過程からPRすることで、より広くプロジェクトを知ってもらうという狙いもある。なお、外装塗装もクラウドファンディングによって費用を集めている(1000万円を目標に、約533万円が集まった)。
クラウドファンディングの第2弾となる今回は、目標金額を1000万円とし、9月1日(月)から11月30日(日)まで実施する。
来年2月から、利用開始を予定
車両の一般公開は、2026年2月を予定する。復活後は、車両内でレストラン・ラウンジを運営し、現役当時の復刻メニューや、清瀬産食材を使ったメニューを提供していく。
なお、「夢空間」は豪華客車のパイオニアと知られる。清瀬市では車両をオリジナルの姿に戻して公開しようと取り組んでいる。その移送の様子が清瀬市公式YouTubeで紹介されている(下記に動画)。
クラウドファンディングは、専門サイト「READY FOR」で実施。詳細は下記サイトへ。
➡READY FOR「清瀬市から未来へ— 幻のロマン客車「夢空間」の鼓動を、再び。」
【リンク】