コロナ禍で輸血が“緊急事態” 「穢れ」にとらわれず神社が協力

24日に南沢氷川神社・25日に小平神明宮で

7月24日(2021年)に東久留米市の南沢氷川神社、25日に小平市の小平神明宮で、献血のイベントが行われる。

本来神社にとって血は「穢れ」だが、コロナ禍による献血の減少を受けて、両神社が東京都赤十字血液センターの呼びかけに応えるもの。

外出自粛の影響による献血不足は深刻で、この1年の東京都内の状況では、輸血を必要とする人が37万4842人いるのに対して、献血した人は35万8328人に留まっている。

無視できないのは血液は保存できない点で、同センターによると冷蔵保存して3週間しか使えないという。このため、コンスタントに充足量を確保していく必要がある。

同センターの担当者は「コロナ禍の影響は大きく、ストックが3日分しかない時もあった。がん治療などで輸血を必要としている方は多い。ぜひ協力してほしい」と話す。

献血は16歳から69歳までが可能。服薬中も可能なケースが多い。ワクチン接種した場合は、48時間後から献血できる。

両神社とも午前11時から午後3時30分まで。特別な御朱印あり。

編集部注このイベントは終了していますが、地域のアーカイブ情報として公開しています

【リンク】

南沢氷川神社

小平神明宮

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