東久留米市の並木克巳市長が、来年1月19日の任期満了を前に、12月27日付で退職することとなった。体調不良を理由にするもので、本日開催された第1回臨時会において承認された。
臨時会に並木市長は出席せず、西村幸高副市長が市長のコメントを代読した。

並木市長は、今月26日(日)(2021年12月)投開票で行われる次期市長選挙への不出馬を表明していた。任期満了前に退職する理由として、並木市長は現在も体調に配慮しながら公務を行なっているとしたうえで、
「第6波への警戒を強めていくことや来年度に向けての予算編成、現課題への対応など、早急な体制づくりが求められている。今が市政運営においてもっとも重要な時であり、停滞は許されないと考えた。民意を得て当選した新市長に直ちに引き継ぐことが大事だと思い、このタイミングでの退職を決意した」
とコメントしている。体調不良の詳細については公表されていない。
なお、当初は1月20日からの就任を前提に市長選挙の運動が始まったが、12月26日に決まる当選者は、翌々日の28日に着任することになる。
ちなみに、28日は東久留米市役所の御用納めの日になっている。
並木市長は、同市議を経て、2014年1月に市長に就任し、現在2期目。