2025年3月の運勢は…?九星気学で鑑定

弥生3月。二十四節気では啓蟄(5日)と春分(20日)があって、いよいよ春の訪れが実感される季節です。

このころ町を歩いていると、ふといい香りがしてくることがあります。道の端に沈丁花が咲いているのです。思わず深呼吸をすると、スッと気持ちが晴れやかになります。

日本で三大香木といえば、春の沈丁花、夏の梔子、秋の金木犀。沈丁花の花はあまり目立ちませんが、早春のまだ少し冷たい風にのって、あたりの空気を浄化してくれます。

九星の象意で分類すれば、花はすべて九紫火星となります。樹木自体は木星、つまり三碧木星(若い木)と四緑木星(大きく育った木)です。ただし、花でも木でも香りに着目すると、その象意は四緑木星ともなります。

四緑木星の基本象意は、さわやかな「風」。風にのってやってくるよい香り、よい評判をあらわしています。四緑木星の「気」をたくさん取り込むことによって、よいご縁が四方八方に広がってゆきます。町で沈丁花の香りに出会ったら、意識して深呼吸をしてみてください。それだけでスッキリ、前向きな気分になれます。

今月も後半にはいれば、この『タウン通信』エリアでも、いよいよ桜の開花です。満開の桜は、もちろん九紫火星。こちらは散りぎわも華やいで潔く、『易経』が教えている「もの窮まれば変ずる」姿を見せてくれているようです。

これから、6月の夏至までの期間は「陽の気」がどんどん深くなって、1年中でもっとも活力のある時です。花や木や土、そして地中から出てきた虫たちと親しんで、伸び盛りの陽の気を存分に感じてみてください。

* * *

今月はどの本命星の方も、手足の痛み、しびれなどの神経痛に要注意。桜は咲いても、花冷えはあなどれません。

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年


二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年


三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年、2024年


四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年、2023年


五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年、2022年


六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、2021年


七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年


八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年


九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年


(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

[九星別運勢]

一白水星

リーダーシップを発揮して、強い。いい話はサッとまとめて。

先月来の好調がつづいて、物事まとまりやすい。人の意見を聞くのもいいが、あまり慎重になりすぎて自分を失ってはダメ。ひらめきも悪くないから、思いついたことは堂々と発表して、周囲の賛同を得ることが先決。昔の仲間、遠くの親戚と再会して、思わぬチャンスや気づきがもらえることも。

二黒土星

強気で押しても相手の反応は想定外。無駄遣いと火の元注意。

やる気は十分なのに、交渉事は今イチかみ合わず、まとまった形になりにくい。口論は長びくほど不利。また、今月はいつになく大きい態度をとったり、贅沢をしたくなったり。焦らず、いつもの自分に立ち返ることが必要。今月のパワースポットは、水のある静かな場所。騒々しいお花見や宴席は、長居をしないほうが無難。

三碧木星

一言居士は嫌われる。交渉事は相手主導で、うまいこといく。

口も財布も締めたい時。つい口走ったひと言でツキを逃すこともある。周囲の状況はちょっとモタついた感じ。でも、そこでイラッとしないで上手に流れにのったら、物事整っていく。衝動買いはダメ。ゆっくり時間をかけて考えて。気分転換にはガーデニングや草木と親しむことがお勧め。土と植物の癒やし効果が実感できるはず。

四緑木星

妨害多く、やる気も萎えそう。雑音は気にせず、凡事徹底!

やる気はあるのに、イヤな話を聞かされたり、古い問題が蒸し返されたり。でも、それに巻き込まれてはダメ。それより、自分のやるべき仕事に集中して、ひとつずつ丁寧にこなしていくことが肝心。今月の思いがけない出会いは凶。先月とは打って変わって、まさかのロマンス詐欺なんていうことも!

五黄土星

攻めの姿勢で春爛漫。恋も仕事もワンランク上狙いで決まり。

出会いと別れの季節は、ドラマティックに盛りあがる。大勢のなかで目立つ存在。それだけについ格好つけて、散財も。一方、目上の人や有力者といい縁ができる。ちょっと難しい仕事を頼まれたら、実力発揮のチャンス!海外、遠方からくる話に注目。気がかりだった問題も、いい方向に動いていく。

六白金星

誘惑多く、出会いも悪縁。一意専心、自分の本業に集中して。

運気は急降下。モテて喜んでいる場合じゃない。相手には人に言えない秘密があったり、下心があったり。もともと六白金星は人に頼られる星だけれど、今月は人の悩み事に巻きこまれたら、自分がつぶれそう。金銭がらみの話にも要注意。体調的にも今イチだから、特に夜の外出には気をつけて。

七赤金星

方針変更は逆効果。身内間の問題は、ヘタに手をつけないで。

 自分はやる気があるのに、まわりの状況は停滞気味。どうも今月は七赤持ち前の、場をなごませるという神通力も色を失っている。焦って仕事のやり方を変えたり、部屋の模様替えなどしても疲れるだけ。今は体力を温存しながら、少しのんびりしたらいい。家庭内や親戚との問題は、来月になってから動くとして。

八白土星

本領発揮。過去の努力がモノを言う。桜咲き、モテ期も到来。

フットワークも快調で、思いきった行動に強い時。これまで温めていたことも、どんどん実行に移したい。一方、外に目を向ければ異業種の人や年長者から、いい刺激をもらえる。桜の開花とともに、モテ期もやってくる。いい気分で楽しめるが、本気で婚活中の人は身辺をスッキリさせて、相手に対しても慎重になる必要がある。

九紫火星

物事まとまり、新しい展開の予感も。身内間の楽しみ多し。

追い風にのって念願がかない、つぎのステップへの期待もふくらむ。夜の会食での出会いや、ふとでた話にもチャンスの芽がありそう。一方、家族との時間を多くもったり、親戚、仲間との交流をより密にすることで、人生の豊かさが感じられるはず。パートナー募集中、婚活中の人にもいい風が吹いてくる。


鑑定士:野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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