昨年12月15日㈮、東村山市立東村山第七中学校で、2年生と赤ちゃんとの交流事業が行われた。
「命の大切さを知ってほしい」と、同市子育て総合支援センター「ころころの森」が主催。2015年の東村山第四中を皮切りに市内2校で実施されてきたもので、コロナ禍の中断を挟み、4年ぶりの開催となった。


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赤ちゃんは0歳児が約20人来校。首が据わったばかりの子もいたが、母親が見守るなかで中学生たちに抱かれ、中には眠りに就く姿も見られた。
「中学生がどんな反応を示すか楽しみ」と夫婦で参加した比留間友耶さん・里美さんは「みんな積極的で驚きました。人見知り・場所見知りする子ですが、今日は機嫌が良く、中学生の優しさのおかげと思います」と感心した様子だった。
母親たちからは「出産するまで子どもを抱いたことがなく、こういう機会は有意義」といった声が複数聞かれた。
同センター施設長の阿部和子さんは「赤ちゃんが持つ力は大きい。交流事業をさらに広めていきたい」と話している。
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