東村山エリアの子育て情報を発信している「ころころネット」。10年前から、子育てをサポートしている施設や団体を表彰しており、2月20日㈭、 2024年度の表彰式を、東村山市子育て総合支援センター「ころころの森」で開催した。

表彰式はコロナ禍でしばらく中止していたが、今回が10周年ということもあり、久しぶりに対面形式で実施した。利用者や子どもたちに囲まれた中での表彰式で、かしこまらない自然体の雰囲気。各部門で1位に選ばれた団体の代表者が出席し、地域の親子から表彰状を受け取った。
今回ノミネートされたのは、122スポット。
その中から大賞には、都立東村山中央公園が選ばれた。水遊びができるジャブジャブ池や親子ブランコなどが高い支持を得た。

部門別では、飲食店部門で「しげ老鮨」、商店部門で「トロル」(絵本書店)と「MAU PAN」(パン店)、施設部門で「子育て応援スペース ちょっくら一息どんどん」が1位に選ばれた。
そのほかの順位やノミネートは下のホームページご参照を。
「民間の情報を入れたい」
同賞は、東村山エリアの子育て情報を発信している「ころころネット」が実施するもの。
同サイトは複数のNPOで構成する「東村山市NPOユニット」が地域の母親たちと協力して運営しているが、公的性質があるため民間の情報を取り上げにくく、その打開策として投票形式の「大賞」を設けた。投票されたお店・スポットには、オリジナルのステッカーを進呈している。
ちなみに、今回はのべ2461票の投票があった。

事業を担当する吉田仁美さんは「10年続けたことで賞が浸透し、情報も寄せられやすくなった。上位に選ばれるお店・スポットはここ数年共通しているが、特に小さなお子さんを育てる保護者は少しずつ入れ替わるので、情報提供の面でも毎年続ける意義が大きい。こうした活動が『子育てにやさしい町』につながっていくと思う」と話している。
なお、同サイトは現在リニューアルを予定しており、新規サイトについて名称の変更も検討中。子育て総合支援センター「ころころの森」では、現在、名称の投票も行っている。




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