喫煙所から地域をPR 武蔵野美術大学生がデザイン

地域の見どころや名産品にちなんだデザインで、喫煙所の壁面を彩ろう――そんなプロジェクトが小平市で展開され、5月10日(2022年)、デザインを担当した武蔵野美術大学の学生たちを交えて、リニューアルされた花小金井駅南口の公衆喫煙所が公開された。

製作には学生6人が参加し、ブルーベリーや丸ポストなど小平市ゆかりのものをモチーフに、担当制でグラフィックパターンを作成。

8図柄が、縦約150センチ・横約90センチずつ壁面に貼られた。

花小金井駅南口の公衆喫煙所を前にする制作メンバーたち(右は小平市の小林洋子市長)

小平市の駅前4カ所で JTらと協働

企画したのは、デザインでビジネスや町づくりを仕掛ける㈱ディーランド(国分寺市)。同大学出身の酒井博基代表から同大学に声がかかり、さまざまな学部・学年から学生たちが参加した。施工にはJT(日本たばこ産業㈱)が協力した。

公開に合わせて酒井代表は「デザインを通して、皆さんが小平をもっと知るきっかけになれば」とあいさつ。学生からは「パソコン上で見ていたデザインが実際に施工されていて、率直に『かっこいい』と思った」などのコメントがあった。

プロジェクトでは、デザイン化で喫煙所が注目されることにより、喫煙者のマナー向上なども企図されている。同駅のほか、小平駅南口、一橋学園駅北口公園内、新小平駅前にも施された。

【リンク】

「CIVIC  PATTERN  PROJECT」(株式会社ディーランド主催)

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