みんなの居場所「カモミールぷらす」が花小金井駅近くに開設~場所がもたらす「安心感」がある

子どもも保護者も気軽に立ち寄って!――花小金井駅近くに学習支援や養育相談などを行う″みんなの居場所〟「カモミールぷらす」がオープンし、新しいスタイルの子育て支援に注目が集まっている。

「気軽に寄れることで、安心感を提供したい」という現場を取材した。

元レストランのしゃれた入口が目印

花小金井駅そば 子どもの居場所や養育相談

2026年1月にオープンした「カモミールぷらす」は、元レストランを改築した「みんなの居場所」。子ども食堂の活動をしてきたNPO法人「カモミール」が、小平市の補助を受けて運営する。

主な活動は、子どもたちに放課後の居場所を提供すること。水・日曜日を除く週5日開いている。子どもたちはここで、漫画を読んだり、トランプなどのゲームをしたりと、自由に過ごせる。軽食も用意しており、取材で訪ねた日は、食パン4分の1ほどのシナモントーストが焼かれていた。居場所開放は午後1時から7時まで。

このうち、火・木曜の5時からの2時間は学習支援も行っている。元教員のほか、学生ボランティアらが学習をサポートする。

さらに、金曜日は5時から7時まで、子ども食堂として食事を提供。一方で、月曜日の1時から5時までは、主に保護者を対象に養育支援も行う。子育てに関わる悩みごとの相談などに、社会福祉士らが応じる。

玄関口で看板を前にするNPO法人カモミール代表理事の田中貴子さん

町中にあることで、子どもも大人も来やすい

このように幅広く子育て支援を行う場となるが、子ども家庭支援センターや児童館などがあるなか、民間が実施する意義とは何だろうか。

その点について、同NPOの田中貴子理事長は「気軽に寄れることで、安心感を提供できる」と話す。

「いきなり行政の相談窓口には行きにくくても、町中でオープンな場があれば相談もしやすくなる。また、地域の大人や学生たちがボランティアで関わっているので、子どもたちの居場所としては、多世代が交流する場にもなる。さまざまな家庭があるなか、食を提供できる意義も大きい」

同NPOはコロナ禍の2021年に移動式子ども食堂を始め、その後、フードパントリーなどにも取り組んできたが、地域に開かれた場を持つのは初めて。

「移動式の活動では、支援の必要性に気付いても、次に接点を持てるまでに間が空いてしまうことなどがあった。場所があることで、きめ細かくサポートできるし、また間口も広げられる」

と田中理事長。

なお、利用料は無料だが、最初に登録が必要。場所は東部市民センターそば(花小金井1の7の17)。寄付も求めている。

詳細は同NPO(☎042・457・5334、chamomile.2021@outlook.jp)へ。

カモミールぷらす

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