2025年2月の運勢は!? 九星気学で鑑定

二十四節気の立春、雨水を迎える2月は、東洋の占いにとって、とても重要な月。なんといっても干支九星の世界では、立春が1年の起点となるのです。

もちろん当『タウン通信』の九星占いもその通りで、今年の立春(3日)以降、来年の節分(令和8年2月3日)までに生まれた方は、本命星「二黒土星・巳」となります。

1年の起点となる立春は、陽の気がたしかに感じられる、まさに光の春。まだ寒いとはいえ、日脚は日々のびつつあって、冬至のころとくらべるともう50分くらいも日の入り時刻が遅くなっています。

暦をながめると、2月は新しい春を迎える行事がたくさんあって、けっこう賑やかです。まず、立春の前日の節分(2日)には豆まき、恵方巻き。そして、6日にはお稲荷さんにちなんだ初午祭り、8日には針供養。おっと、バレンタインデー(14日)なんていう、愛の祭典も! さらに、ニャンニャン(22日)の猫の日もはずせません。

近ごろでは、その年の恵方(今年は真西より少し南寄りの方角)に向かってのり巻きにかぶりつくという、大阪発祥の恵方巻きのイベントが関東でも定着した模様。

それにくらべると、やや地味なのがお稲荷さんの初午祭り。これは、京都の伏見稲荷大社に稲荷神がご鎮座された日にちなんだお祭りです。

その名の通りお稲荷さんは「稲」、つまり農耕の神さま。春に山から里におりてきて、稲の収穫を見届けたら秋には再び山へと帰ってゆかれる、と伝えられています。初午祭りには、稲荷神のお使い狐が好むという稲荷ずしやお赤飯が供えられます。

『タウン通信』エリアには、京都の伏見稲荷大社のご分社、東伏見稲荷神社があります。京都の大社にも負けない朱の大鳥居は、くぐっただけでもご利益がありそう! くわえて、この神社には意外な富士見スポットがあるのです。そこから富士山を拝んだら、稲荷パワーが倍増するのでは。ヒントは「お塚」です。そう、ご本殿裏手にあるお塚エリアです。天気のよい日に、ぜひ、さがしてみてください。


今月はどの本命星の方も、耳鼻科系の疾患と高所からの転落によるケガに要注意。また古い病の再発、持病の悪化にも気をつけてください。

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年


二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年


三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年、2024年


四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年、2023年


五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年、2022年


六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、2021年


七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年


八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年


九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年


(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

一白水星

陰徳あれば陽報あり。仕事も婚活も気取らず自然体で決まり。

運気は快調。自分の個性をそのまま打ち出すことで、周囲からも認められる。一白水星は本来「不言実行」の人。過去に人知れず行った善行(陰徳)が、かえってくる時。思いがけない人とのつながりや再会を大切にして。遠方からの情報にも注目。婚活中の人には特に有利な月。「本気」をだしてアプローチしてほしい。

二黒土星

一肌ぬいで人の役に立てる時。思いきった行動に再挑戦も可。

本来包容力のある二黒土星は、人に頼られることも多いはず。今月は、そんな二黒の地力が発揮されやすく、周囲の人たちにいい影響を与えられる。自信をもって、自分の意見を発信して。以前うまくいかなかったことに再挑戦するのもいい。旧友、久しぶりの知人との再会では、充実した時間が楽しめる。

三碧木星

出る杭は打たれる。エラそうな態度は禁物。言葉の失敗注意。

もともと威勢のいい三碧木星、強運なだけについつい調子にのりやすい月。万事やりすぎ傾向で、周囲に悪い印象を与えてしまうことも。まずは低姿勢を心がけて、得意の弁舌にも柔軟性は必要。勝負事、投機にはツキがない。物事うまくいっても間口を広げず、従来のことを丁寧にこなしていくことが大切。

四緑木星

ホッと一息、本業より遊びに気が向く。婚活にはチャンスも。

やや気が抜けた感じの月だけれど、公私とも大きいトラブルはなさそう。体調が今イチという人は無理せず休養をとって、充電して。遊びの誘いは多そうだけれど、人混みに出かけるのは、ちょっと危ない。インフルエンザ、コロナなど感染症にご用心。得恋の気運あり。婚活中の人には「本命出現」の期待もふくらむ。

五黄土星

焦りは禁物。万事、従来通りに。不動産の話は先にのばしたい。

なぜか、今までと違う道を行ってみたくなる時。でも、それはダメ。変わったやり方をしたり、あれこれに手をつけると収拾がつかなくなる。仕事は優先順位をつけて、一つずつ丁寧に。不動産、相続、その他古い問題が再燃しても、対応は来月以降にして。落とし物、忘れ物にもご用心。

六白金星

労して功あり、人のためにも働いて。長上とのご縁を大切に。

やる気もあれば、自信もある。華やいだオーラが周囲の目をひきそう。上司に目をかけられたり、知識の豊富な人との出会いがあったり、多くを学ぶことのできる月。少々重い仕事を任されたら、それも学びのひとつ。一方、万事に高級志向の六白金星、予定外の支出も多くなりそう。締めるところは締めたいもの。

七赤金星

地味ながら意外な楽しみを発見。中断していた趣味の再開も吉。

アウトドアよりもインドアにツキ。じっくり考えることに強く、この際、仕事や人生について楽しみながら模索してみては。とはいえ、飲食の誘いは意外に多く、異性にもモテる。ただし、本命の出現はなく、深入りすると厄介。体調には注意が必要で、特に移る病気に気をつけて。おかしいと思ったら、早目に専門家に診てもらって。

八白土星

え、障害物競走?ならばゴールはそこ。ジワリ運気は上昇。

やる気はあるのに周囲が騒々しくて、何かと誘惑やトラブルが多い。とはいえ、行く道は決まっている。従来の方針を曲げず進んで正解。変化はあれど、大局的には運気は上昇傾向。迷わず、怠けず、落ちついて、八白土星本来のどっしりとした底力を見せてほしい。不動産がらみの話は、もう少し待って。

九紫火星

満を持して出発!ひらめきにも強いが、過去の努力も開花。

今月から本格的盛運期に突入。九紫火星らしい華やいだオーラ全開で、思わぬチャンスがやってきそう。趣味や研究のサークルなどで、多くの人たちと交流することもいい。思いついたことは実行に移して。その際、知人のアドバイスが頼りになる。一方、隠し事がバレやすい時だから、心当たりがある人はご用心。


鑑定士:野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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