武蔵野大学工学部建築デザイン学科4年生の野中菫さんが、先頃、住宅生産団体連合会が共催する「家やまちの絵本」コンクールで、1082作品の中から「都市再生機構理事長賞」に選ばれた。
同大学では授業を通して約20年、同コンクールに応募し続けているが、名のある賞の受賞は初の快挙という。
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『かわるもの かわらないもの』テーマに
野中さんは主にまちづくりなど、都市デザインを学んでいるとのことで、アヒルとリスが登場する今回の作品では、『かわるもの、かわらないもの』と題し、空き家になった住まいを再生していく物語を描いた。
作品は、住宅生産団体連合会のホームページで12月2日㈫に公開予定。
野中さんは「町や家は流動的で変わっていくものだけど、変わることで新しい喜びが見つかることもある。一方で、友情などは変わらない。変わるもの、変わらないもののどちらも大切にしたいという思いで描きました。作品を読んでもらえたらうれしいです」と話している。





















