ムサビで消防演習 一日署長を学生が務め、「一斉放水始め!」の掛け声も

小平消防署(金子洋一郎署長)では、秋の火災予防運動週間(11月9日~11月15日)に伴い、11月6日(木)に同市にある武蔵野美術大学(鷹の台キャンパス)で消防演習を実施した。

1日署長を務めた武蔵野美術大学の青木星海さん(中央)。東京消防庁が募集した「救急車の適時・適切な利用」を訴えるバナー広告などのデザインに、青木さんの作品が最優秀作品に選ばれた縁から声が掛かった。左は金子洋一郎署長

この消防演習では、東京消防庁が募集した「東京消防庁-Project Rescue」の最優秀作品に選ばれた、武蔵野美術大学在学視覚伝達デザイン学科の青木星海さんが「1日消防署長」を務めた。

消防署員や消防団員、武蔵野美術大学の自衛消防隊員ら計約70人が参加。建物の1階から火災が発生し、逃げ遅れが2名という想定。青木星海1日消防署長の「一斉放水始め!」の掛け声とともに放水が始まるという迫力の場面もあった。

放水始め!と掛け声
迫力ある演習

演習後には、青木星海1日消防署長に対して東京消防庁のYouTube撮影も。

11月6日現在、小平管内では47件の火災が発生しており、令和6年の火災件数を既に上回っている。近年ではリチウムイオン電池火災も急増しており、これからの季節特に気をつけたい。

なお、「東京消防庁- Project Rescue」は、東京消防庁が近年課題としている「救急車の適時・適切な利用」について、バナー広告やデジタルサイネージなどのデジタルデザインを公募したもの。

下記から、青木さんの作品が見られる。

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