1面の「地域の一年を振り返る」は、年内最終号の定番記事。取り上げているのは本紙のバックナンバーからだが、書くうえで国内外のニュースを見返しており、「そういえば、こんなこともあったな」と記事に読みいってしまうのもしばしばだ。
そんななかで少しだけ触れたいのが、東久留米が生んだスター・国分太一さんの件。内実が分からないので軽々には言えないが、職も名声も財産も家族までも失いかねない状況にまで追い込む(というか突き放す)必要があったのか。被害者がいるので詳細を明かせないという理屈のようだが、それならば隠密裏にフェードアウトさせる方法だってあったはずだ。それには有名すぎるのかもしれないが、世の中には「緊急入院」などの都合のよい逃げ道だってある。
この一件は、単に一タレントの問題では済まないことだと思う。もし日テレのあの説明で通用してしまうなら、あらゆる企業で、本人は不同意のままコンプライアンスを盾にした契約解除が許されてしまう。先日、「ちゃん付け」で呼ぶことがセクハラ認定されたが、そんなの私、親しみのつもりでやってしまいそうだもの。不快感を一度でも伝えてくれれば別だが、ある日突然「あなた、コンプライアンス違反してるから」とクビにされたなら、やっぱり、答え合わせをしたくなるだろう。
さて、話は変わって、当社の一年について。9月に動画配信に力を入れるようになって、ついに私もユーチューバーにデビュー。実は今月、音声配信も始めてしまった。
音声配信は、イベント情報を伝えるのに有用と考えている。当社ウェブサイトからも聴取可能。通勤や炊事洗濯の間にでもお聴きいただけたら励みになります。年末年始も発信しますよ!
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