on 2025-11-11 at 2:00 PM 京阪電車 大津線の併用軌道における安全性向上を目指しAI技術を活用した運転士を支援するシステムの実証実験を実施します​@Press 最新のプレスリリース一覧

京阪ホールディングス株式会社(本社:大阪市中央区、社長:平川 良浩、以下「京阪ホールディングス」)と京阪電気鉄道株式会社(本社:大阪府枚方市、社長:井上 欣也 以下、「京阪電車」)は、ビーコア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:水野 廉郎 以下、「ビーコア」)とVarious Robotics株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:吉澤 大知 以下、「Various Robotics」)とともに、大津線の併用軌道(※)における運行のさらなる安全性向上を目指し、AI技術を活用した運転支援システムの実証実験を実施します。本システムは、運転台に設置したカメラの映像をAIが画像解析し、危険な状況を検知し運転士に知らせることで、運転時の安全性向上を目指すものです。
この取り組みは、京阪ホールディングスと京阪電車が実施した事業共創プログラム『京阪電車 事業共創チャレンジ2025』の募集テーマ「地域交通の安全性・定時性確保を目指した併用軌道の安全性の向上」にビーコアおよびVarious Roboticsから応募があり、採択したことに伴い実施するものです。
詳細は以下のとおりです。

※併用軌道
道路上に敷設された軌道のことを指します。
 大津線の次の区間が併用軌道です。
 ・京津線 上栄町駅~びわ湖浜大津駅
・石山坂本線 三井寺駅~びわ湖浜大津駅

1. 実証実験の概要
併用軌道では軌道上に自動車や歩行者が進入してくる可能性があります。そのため、運転士は走行中に常に細心の注意を払う必要があり、心理的負担となっています。このたび実施する実証実験は、この運転士の負担を軽減し、運行のさらなる安全性向上を目指すものです。
実証実験では、先頭車両の運転台に取り付けるカメラの映像を車両に搭載するエッジコンピュータでAI解析し、道路上を通行する自動車、自転車、歩行者の危険な状況や、信号機の状態を自動検知し、運転士に音声や警告ランプで知らせ、安全な運行をサポートすることを目指すシステムの技術検証を行います。

2. 実施期間(予定)
2026年3月31日(火)まで
3. その他
・ 本実証実験によって取得・解析した映像データは、京阪ホールディングス、京阪電車、ビーコア、Various Roboticsのみ取り扱い、警察等法令に基づく開示要請があった場合を除き、第三者への提供は行いません。
・ 実証実験では、顔認証、顔画像の抽出は行いません。
・ 取得した映像データは、個人情報の取扱いに適用される法令に則り厳正に取り扱います。
・ 実証実験により有効性が確認できれば、大津線車両に本システムの導入を検討します。
【参考1】ビーコア株式会社の概要
所在地  東京都千代田区西神田2-5-6 中西ビル7階
代表者  代表取締役 水野 廉郎
設 立  2006年4月21日
URL  https://bcore.biz/
事業内容 自動認識技術及び画像処理技術の研究、開発
上記分野に関わる知的財産権の取得、管理とライセンス供与
上記分野に関わる機器およびソフトウェアの製造、販売
カラービット®を用いたソリューション
【参考2】Various Robotics株式会社の概要
所在地  東京都新宿区山吹町361
代表者  代表取締役 吉澤 大知
設 立  2025年1月6日
URL  https://www.various-robotics.com/
事業内容 ロボティクスを活用したシステムの設計・開発
以  上

251111_HD-keihan-Railway.pdf

: https://newscast.jp/attachments/oSYCzxRZbmvqfAntB9Z9.pdf

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