2025年4月の運勢は!? 九星気学で鑑定

二十四節気の清明(4日)と穀雨(20日)を迎える4月は、日の入り時刻も6時台となって、なんとなく気分もゆったりとしてきます。

実感としては春たけなわという感じですが、東京では北上していく桜前線を見送ったら、暦の上ではもう晩春。17日には春の土用に入って、季節は初夏へと向かっていきます。

土用は、春夏秋冬の四季の変わり目にそれぞれ18日間ずつあるもので、春の土用は5月の立夏(5日)を迎えるまでの期間です。土用期間中は、「土をいじってはいけない」といわれていますが、一般的な畑仕事、ガーデニングなどは問題ありません。家を建てるとか増改築の工事をする場合は、着工日が土用期間に当たらなければだいじょうぶ。

これからしばらくはどんどん日が伸びて、陽の気が深くなっていきます。1年のなかでも、最も活力のある時期です。

そして、今月は九星では九紫火星の月!九紫といえば、その象意はズバリ陽の気であり、色とりどりの花です。今月のキーワードは花。8日には、お釈迦様の誕生をお祝いする「花まつり(灌仏会)」もあって、これは、寺院めぐりの愛好家には馴染み深い春の風物詩かもしれません。

街を歩けば、どこかで不意に花を目にすることの多いこの季節、豊かな自然の巡りを感じながら、新年度のスタートを切りましょう。

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今月はどの本命星の方も、呼吸器系の疾患に要注意。移る症状という含みがあるので、なるべく人混みを避けて、免疫力を低下させないよう、睡眠と食事をきちんととることが基本です。

一白水星:1927年、36年、45年、54年、63年、72年、81年、90年、99年、2008年、2017年


二黒土星:1926年、35年、44年、53年、62年、71年、80年、89年、98年、2007年、2016年


三碧木星:1925年、34年、43年、52年、61年、70年、79年、88年、97年、2006年、2015年、2024年


四緑木星:1924年、33年、42年、51年、60年、69年、78年、87年、96年、2005年、2014年、2023年


五黄土星:1923年、32年、41年、50年、59年、68年、77年、86年、95年、2004年、2013年、2022年


六白金星:1922年、31年、40年、49年、58年、67年、76年、85年、94年、2003年、2012年、2021年


七赤金星:1921年、30年、39年、48年、57年、66年、75年、84年、93年、2002年、2011年、2020年


八白土星:1920年、29年、38年、47年、56年、65年、74年、83年、92年、2001年、2010年、2019年


九紫火星:1919年、28年、37年、46年、55年、64年、73年、82年、91年、2000年、2009年、2018年


(※上記の生年表は西暦で記載しています。2桁のところは1900年代です。なお、九星気学の鑑定では「節分」が節目です。1月1日から2月3日までの間の生まれの方は、前年が本命星となります。例えば、1993年1月29日生まれの方は七赤金星ではなく、前年1992年の八白土星が本命星となります)

[九星別運勢]

一白水星

押しの強さが悪く働き、交渉事は決裂か。逆転のカギは笑顔。

やる気はあるし、運気の流れも強いだけに小さなミスが命とり。相手の話は最後まで聞いて、自分の意見はその後で。人の心を読むのが得意な一白水星は、この際、後出しジャンケンがよさそう。親戚や親しい人から頼み事を受けたら、何か役立つ情報が伝えられたらいい。お金を貸したり、保証人になるなどは絶対ダメ。

二黒土星

旅心も恋心も萌える春。お洒落して、たまには冒険もあり。

本来、地道な性分の二黒土星だけれど今月は心も華やいで、春爛漫。特に若い人はモテ期でもあり、自然の流れで恋が成就することも。旅、アウトドアにツキ。年配の人も家でじっとしているより、外へ出て、興味のあるイベント、ワークショップなどに参加してみてほしい。ふとひらめいたことを大切にして。

三碧木星

焦って動けば糸がもつれる。情に流されず、甘い話にのらず。

変化を求める気分がありながら、どうしていいか分からない、という感じ。で、ヘタにあれこれに手をつけると収拾がつかなくなる。今月は、心して本来の仕事をひとつずつ、丁寧にこなしていくこと。人のよさにつけこまれることもあるから、うまい話や他人の悩み事には近づかないように。詐欺にもご用心!

四緑木星

晴れがましいことあり、イラつくことあり。でも腹は立て損。

昇進したり、名誉なこともありそうな多忙な新年度。一方で、対人関係では意地悪をされたり、板挟みの苦労も。いずれにしても、一喜一憂しないで自然体を保ってほしい。今月ケンカをすると、今後にとって大きなマイナス要素となる。上司、先輩など目上の人に何か頼まれたら、全力で取り組んで。

五黄土星

満足も腹八分目に。新しい出会いは将来有望。思わぬ得恋も。

先月盛りあがった人は、少々お疲れ気味。それだけに、ちょっと一休みして落ちついて事に当たれる。本業も、周囲の人たちの意見を聞きながら、じっくりと進めるのが得策。季節柄、遊びの誘いは結構多く、意外な人からコクられるような場面も。冗談のつもりが本当になって、それが末長く続くこともあるから、人生は分からない。

六白金星

前進は裏目に出やすく、怪しい話も。君子危うきに近よらず。

やる気に任せて、あれこれに手を出すとドツボにはまる。特に先月ツキのなかった人は焦って挽回しようとするのだが、これが危ない。世の中に、そううまい話はない。来月には運気が好転するから、それまではグッとこらえて、従来のやり方を地道に守って。不意に浮上したよさそうな話には、特段の警戒が必要。

七赤金星

太陽を味方に勝ち運あり。日没以降の行動には波乱と危険が。

晴れの日は早起きをして、出かけよう。交渉事も先手有利。午前中から午後1時ごろまでには決めたい。二者択一の場面では、先にでてきたほうを選んで。アフター5のつき合いは、おもしろいこともあるけれど、深入りは禁物。出会う男女は、やや感覚の違う人達。持ちかけられた話を真に受けると、バカを見る。

八白土星

追い風にのって余裕の船出。出張先、旅先では思わぬ収穫も。

目上、年長者との関係が良好で、大いに引き立てを受ける場面もありそう。何か困ったこと、迷うことがあったら、遠慮せずに相談してみたらいい。先月来のモテ期は続行中のよう。婚活中の人は、じっくりとおつき合いをしてみたい。相手の人柄や、場合によっては双方の家族関係などについても理解を深めたら、さらにいい流れにのれる。

九紫火星

台風の目。正しい自己主張は通る。かかえた仕事は今月中に。

周囲の人たちを巻き込みながら、仕事も遊びも、いい方向にいきそう。季節柄、賑やかな席に出ることも多くなるけれど、やりかけている仕事、かかえている問題は、早目に片づけるのが得策。というのも、来月にはいると運気の流れに妨害が。さらに、今月も最初の一歩でつまずいた人は、あまり目立たないようにして、万事控え目に。


鑑定士:野村徳子/九星研究家。著書に『よくわかる気学(東洋占星術)入門』(弘文出版)、『よい名前のつけ方』(同)、『寺院参拝』(国際情報社)、『はすの花 共時性と予兆の秘密』(新風舎文庫)ほか

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