このたび、郷土史を研究する市民団体「道の会」が、小冊子「青梅街道田無町並み変遷図」を発行しました。
青梅街道沿いの商店・人家の変遷を図でまとめたもので、江戸時代初期(1690年)から明治、大正、戦後直後、昭和43年、平成3年、平成27年までを追っています。
区間は深大寺街道との交差点から橋場まで。
名主・下田半兵衛の邸宅の変化も
田無地区は、約400年前に青梅街道が開かれたことによって発展してきた歴史があります。
本書からは、下田半兵衛などの名主の邸宅が商店に変わっていった様子がわかり、興味深いです。
なお、青梅街道は、江戸城改築に必要な石灰を青梅から運ぶために開かれています。
冊子は、図書館などに寄贈されています。500円で購入も可能。
田無駅南口の「むつみ書店」(042・462・7421)でも販売中。詳しくは近辻さん(042・461・0534、benkc@jcom.home.ne.jp)へ。