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文化と医療の交差点 ONE FOR ALL西東京 本格オープン

2025-01-22

今月、西東京市民会館跡地に複合施設「ONE FOR ALL 西東京」が本格オープンした。西東京市初の公民連携事業による施設で、佐々総合病院の医療機関と、多目的ホールなどの公共文化施設とが同居する。意外な組み合わせの狙いとは何か? オープン直後の同所を訪問した。

「くつろいだり、打ち合わせをしたりと、さまざまに過ごしてほしい。そんな思いから、テーブルやソファもいろいろな形を用意しています」

ガラス張りの明るい1階ロビー(地域交流スペース)で案内してくれたのは、同施設「開設準備室」課長の渡邉賢治さん。

一角には、乳児用の囲いのあるスペースや、絵本の並ぶエリアがあり、「自由に遊ぶお子さんと、見守るお母さんたち。そこに、ふらりと立ち寄った地域のシニアが関わり、だんだんと顔見知りが増えるような場になったらいいですね」と渡邉さんはイメージを語る。

同施設は4階建てで、2階・3階には健診センターがあるクリニックなどがあり、4階には公共施設(西東京市民文化プラザ)の多目的ホール、防音室などがある。この階にはフリースペースがないため1階の広いスペースは重宝されそうだ。

1階の地域交流スペース
さまざまな形のテーブルやソファが並ぶ

西東京市初の公民連携事業

同施設は、西東京市が定期借地権を有し、佐々総合病院も加わる戸田中央メディカルケアグループが建設、運営を担う。4階の西東京市民文化プラザは、保谷こもれびホールも担当する㈱ケイミックスパブリックビジネスが指定管理者。

このように、医療と文化施設が一体化するメリットとは何だろうか。

「超高齢社会で『健康』がより重要になるなか、医療や予防を身近にしていただけるのが大きな利点です。西東京市はフレイル予防にも力を入れているので、健康をテーマにしたイベントなども増やしていきたいですね」

と渡邉さんが話してくれた。

1階の「健康支援センターTМG Fit西東京」では、無料体験教室も開催中。地域交流スペースは自由に利用できる。開館は午前9時から午後10時(地域交流スペースは5時)。

健康支援センターTМG Fit西東京
乳児のためのスペース
絵本コーナー。誰でも自由に利用できる
4階の公共施設エリア。西東京市民文化プラザ

案内してくれたONE FOR ALL西東京開設準備室課長の渡邉賢治さん。1階の地域交流スペースで

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学用品の譲渡を広めたい 小平五小で「Baton BOX」

2025-01-22

ランドセル、運動服、色鉛筆など、必要な人に

不用品譲渡を学校でも――昨秋、小平市小平第五小学校で、ランドセルや運動服、ピアニカ、色鉛筆などの学用品を無料で譲渡する「学用品BatonBOX(バトンボックス)」が行われた。SDGsの観点から取り組まれたもので、学用品は買い替え需要が高いこともあり、企画団体では「ほかの学校にも広げられたら」と話している。

小平第五小「5・SDGsチーム!」のメンバー。後列は青少対会長の小林さん(左)と学校経営協議会委員の柴田さん

学校では児童主体に運営

「BatonBOX」は、2022年に小平市で始まった取り組みで、町中の協力店などに設置した小型物置を介して、手続き要らずで不用品を譲渡し合う仕組み。東京都行政書士会多摩中央支部の有志メンバーによる「SDGs研究会」が主導している。

同校での催しは、町中の活動を学校に応用したもので、実施に際しては、児童主体の「5・SDGsチーム!」が運営を受け持った。なお、同チームはこのほかにも、廃棄されるTシャツをエコバッグに作り変える活動や動物保護のための署名運動なども行っている。

「BatonBOX」の企画者で、同校での実施の指導にも当たった学校経営協議会委員の柴田明子さんは「小学校では、習字、裁縫セットなどを買いそろえる必要があり、保護者の出費がかさむことが問題となっている。また、小学生は成長が早く、運動服などは年次ごとに新調する家庭もある。不用になった学用品が必要な誰かの役に立てばウィンウィンとなる。今後、より多くの小学校に『学用品BatonBOX』を広めたい」と話す。

子どもたちが経済活動を学ぶイベントの一環で

なお、この催しは、同校青少年対策地区委員会(青少対)主催の「5・GO!(ゴーゴー)マーケット」の一企画として実施された。このマーケットは、小学4~6年生の有志が‶お店〟を出し、子どもたちが″買い物ごっこ〟を通して経済活動を学んでいくというもの。

中には、フードロスを減らしたいと考えた児童が市内の農家に交渉して寄付してもらった野菜の販売もあった。その売り上げは国際連合児童基金(ユニセフ)へ寄付するとのことで、同校の松本雅史校長は「肩肘張らずに経済やSDGsについて学べるのは、素晴らしいこと」と話している。

小平市長選挙に合わせて「こども選挙」実施 活動多彩に

2025-01-21

任期満了に伴う小平市長選挙が4月6日(日)投開票で実施されるのに合わせ、小平市で「こども選挙」が企画されている。

▼投票体験をするワークショップ(2月2日)

▼こども選挙管理委員会の発足(2月16日)

▼市長候補者にインタビュー

▼こども選挙の実施(4月6日)

など、市長選挙に向けて、多彩に活動する。

元PTA会長たちによる企画。

最終的には、こどもたちの意見を集約し、候補者にこどもの声を届けていくことも予定している。

ワークショップは定員30人で、参加者を募集中。

詳細・申込は、公式ホームページへ。

◎小平こども選挙

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地域が砦

2025-01-08
今年は、数年前から問題提起されていた「2025年問題」の当該の年となる。国民の5人に1人が後期高齢者となるわけだが、一方で、直近の報道で、24年の出生数が過去最少の70万人以下の見込みとも伝えられた。

経済的に楽観視できる状況なら鷹揚に構えてもいられようが、現実は円安・物価高が続き、一人あたりGDPは韓国に抜かれ、モノづくりでもIT産業でも旗印は見当たらない。このまま日本はどこに行くのだろうか。

年始早々から暗澹たる気持ちになるが、やはり私の立場では、地域で踏ん張っていくしかない。

光明はある。

昨年公表された、西東京市立第三中学校の複合化の方向性が興味深かった。保育園、児童館、集会所、地域包括支援センターなどが中学校と一体化している(※構造案は幾つかあり、確定していない)。安全面などの課題はあるが、地域の人々が日常的にすれ違う仕掛けは子どもたちの成長や高齢者の生きがい創出において奏功するだろう。

つい先日、同市にできた「ONE FOR ALL西東京」も、医療と文化の複合施設で、違う目的を持った人々が地域の中で行き交うことが企図されている。

ネットによって意外にも人々が分断されるようになった今、リアルに多層な人々が触れ合う場として、ある意味では地域が砦となっている。人口減少などによる結果か、意図的なものなのか分からないが、こうしたトレンドは歓迎したい。

見たいものだけ見られるネットの世界は居心地が良いが、そこにとどまっては収斂してしまう。新たな出会いにつながる地域情報にご注目を。皆さま、本年もよろしくお願いします。

[リンク]

◎西東京市 田無第三中学校複合化等の方向性

◎ONE FOR ALL西東京

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◎文化と医療の交差点 ONE FOR ALL西東京

小平市・小林洋子市長、2期目に立候補表明 日本一の防災目指す

2024-12-20

小平市の小林洋子市長が12月19日、同市内で記者会見を開き、任期満了に伴う4月6日(日)投開票の市長選挙に立候補することを表明した。当選すれば2期目となる。

2期目への立候補を表明した小林洋子市長

会見で小林市長は、「防災・減災、ICT(DX)、女性の活躍」を3つの柱に市政運営してきたとし、87あった公約のうち80%以上を達成したと実績を誇った。

この3つの柱は2期目も同様に掲げていくとし、中でも防災・減災については日本一といわれる自治体を目指したいと話した。

なお、無所属での立候補となり、前回は立憲民主党、国民民主党、日本共産党、生活者ネットワークの推薦を得ての選挙戦だったが、今回はどこの政党の支持・推薦も受ける考えはないことを示した。

その理由として、「現職の市長として全方向と等距離を保ちたい」などと話した。

小林市長はラジオレポーターなどを経て、2011年に同市議に初当選。3期を務め、2021年の市長選挙で初当選を果たしている。

小川駅・再開発ビルの工事現場に「市民の絵」 未来への思い込めて制作

2024-12-18

駅前再開発が予定されている「小川駅」の西口前で先月、再開発ビル工事の仮囲いに、市民の思いを描いた絵が掲示された。

工事の仮囲いに、市民の絵が掲示された(写真提供:同会)

新しい施設でやりたいことなどを語り合い、そのイメージを絵にしたもの。子どもからシニアまで、約40人が手掛けた。

再開発ビルは2年後の2026年8月に完成予定で、地下1階・地上27階建ての超高層タワー型住宅。6階から27階までに219戸の住宅が入る。

1階から3階にはテナント等によるショッピングモールが想定されており、4・5階に公共施設が入る。予定されている公共施設は、公民館・図書館・出張所のある西部市民センター、小平市民活動支援センターあすぴあ、男女共同参画センターひらく。付近には、「小川にぎわい広場」と仮称された多目的広場も造成される。

再開発ビルの完成イメージ

今回、イベントを主催したのは、市民団体「小川シン・公共施設&プロジェクト」。小川西町公民館で実施された講座「地域で共に創る新しい公共施設」の受講者を中心に発足した団体で、新しい公共施設に積極的に関わりたいと活動している。メンバーも募集している。

詳細は同会(kazama.yoshio@outlook.jp)へ。

元高校教諭の画家・石川義和(驢庵)さんの一周忌展

2024-12-04

現在の東久留米総合高校や久留米西高校で教鞭を執った日本画家の石川義和(雅号は「驢庵=ろあん=)さんの一周忌展が、12月13日㈮から22日㈰まで国立市の宇フォーラム美術館(東4の21の10)で開かれる。

※編集部注:このイベントは終了していますが、地域のアーカイブ情報として公開しています

石川驢庵「櫻霊」 日本画

代表作の「櫻霊」など約50点を展示。

石川さんは小学校から大学まで旧田無市に暮らし、武蔵野美術大学に進むなど、多摩北部エリアとの縁が深い。72歳で他界した。

【リンク】

◎宇フォーラム美術館

豪華講師陣! プロ野球経験者が少年ら指導 松坂大輔さんら

2024-12-03

館山昌平さん、古木克明さん、涌井秀章選手、さらに司会に上重聡さん

今月1日㈰、西東京市にある早稲田大学東伏見キャンパス安部球場(硬式野球場)で、プロ野球経験のある豪華講師陣が小学生たちを指導する「ジュニア野球教室」が開かれた。

講師を務めたのは、元メジャーリーガーの松坂大輔さんと、元プロ野球選手の館山昌平さん(東京ヤクルトスワローズ)、古木克明さん(横浜ベイスターズなど)、さらに現役プロの涌井秀章選手(中日ドラゴンズ)の4人。加えて、司会進行を、高校時代に松坂さんと甲子園のライバルだったフリーアナウンサーの上重聡さんが務めた。

松坂さんの参加は当日まで伏せられていたため、その登場で大歓声がわく一幕もあった。

西東京市に本社のタクトホームの主催で

この教室は同市に本社を置くタクトホーム㈱が社会貢献活動の一環として2021年度から実施するもの。これまでに同市出身の井口資仁さんのほか、鳥谷敬さん、今江敏晃さん、浅村栄斗選手といったプロ野球経験者が講師を務めている。

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アスタ周辺でイルミネーション「感謝」テーマに13万8000球

2024-12-02

冬の風物詩、イルミネーションが各所で夕闇を彩っている。

田無駅北口前ではアスタやペデストリアンデッキ、ロータリー周辺で、約13万8000球の電球が輝く。

田無駅北口のイルミネーション

今年度のテーマは「感謝」。感謝が花言葉の「ピンクのバラ」をモチーフにしたフォトスポットなどが設置されている。

また、今年は13年ぶりに点灯が再開された「平和のリング」も一緒に光る。

点灯時間は午後4時30分から10時まで。

アスタ専門店街出店者会、リヴィン田無店、田無北口商店会の共催。

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市民会館跡の新施設 西東京市民文化プラザが12月11日に開館

2024-12-01

西東京市初の公民連携事業

西東京市民会館跡地に建設中の複合施設「ONE FOR ALL 西東京」の1階・4階にできる「西東京市民文化プラザ」が、12月11日(水)に一般利用開始となる。1階に学習コーナー、4階に会議室や防音室など。

同施設は土地を市が保有し、建築を戸田中央メディカルケアグループが担うという同市初の公民連携事業。施設内には、佐々健康管理クリニックなどの医療機関も入る。

◎ONE  FOR  ALL西東京

西東京市の池澤隆史市長、2期目へ立候補表明

2024-11-26

「築いた基盤をさらに発展させたい」

西東京市の池澤隆史市長(64)が、11月25日の定例記者会見で、次期市長選挙への立候補を表明した。

2期目への立候補を表明した池澤隆史市長

任期満了に伴う市長選挙は、2025年2月2日投開票で実施される。

会見で進退を記者に問われた池澤市長は、「この4年間、『次世代への責任』という考えでやってきた。そのために『子ども』『環境』『平和』『若者』を4つの政策の柱とし、基盤を築くことができた。今後、それをさらに発展していきたい」などと話した。

なお、無所属での立候補を表明したが、支持・推薦等については「まだ、誰とも話していない」とし、明言しなかった。

池澤市長は現在1期目で、西東京市(旧保谷市)職員、西東京市副市長を経て、2021年に市長当選。なお、12月14日の誕生日のため、来年の選挙時は65歳。

◎西東京市長選挙の日程

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金メダリストがカエルを語る  研究者に転身の入江聖奈さん

2024-11-20

12月22日、多摩六都科学館で

大好きだというカエルの研究者に転身したオリンピック・金メダリスト(東京2020五輪・女子ボクシング)の入江聖奈さんが、12月22日㈰午後1時30分から、多摩六都科学館で「オリンピック金メダリストが挑むカエル研究のお話」と題した講演を行う。小学4年生以上が対象で定員35人(抽選)、申込締切は12月9日㈪必着。参加費700円(入館料別途)。

入江さんは現在、東京農工大学大学院農学府に所属している。

※編集部注:このイベントは終了していますが、地域のアーカイブ情報として公開しています

採集したカエルを手にする入江さん(写真提供:多摩六都科学館 ※禁転載)

圏域の人は「入館料半額」に 12月3日~22日

なお、同館では、12月3日㈫から22日㈰まで、西東京・東久留米・小平・東村山・清瀬の5市在住・在学・在勤者の入館料が半額になる「たまろくとウィーク」を実施する。

同館は、前述5市によって運営されている。

8日は保谷駅、15日は東村山駅と東久留米駅、22日は小川駅と清瀬駅から無料直行バスも運行する。

詳細は同館(042・469・6100)へ。

【リンク】

◎多摩六都科学館

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