実業団チームが競い合う日本卓球リーグの1部に所属する名門「シチズン卓球部」の主将。
国内最高峰の全日本卓球選手権大会でダブルスで3回優勝という実績を携えて同部に入り、6年。
今年、念願だったシングルスの国内ランキング入り(12位)も果たした。

全日本の表彰台を視野に
父・兄の影響で卓球を始めたのは小学1年生のとき。1年後には出身地・山形県での年代別チャンピオンになり、6年生のときには全日本卓球選手権大会小学6年生以下の部で優勝した。
中学・高校は、当時、卓球の名門校だった「青森山田」へ。2年上に西東京市出身の森薗政崇選手がおり、高校生のときにペアを組んで、全日本卓球選手権でダブルス2連覇を飾った。
いずれも決勝は、世界選手権で銅メダルを獲得している水谷隼・岸川聖也ペア。「森薗先輩に引っ張ってもらった結果」と謙遜するが、大学生のときにも、中・高・大学と同期だった及川瑞基選手とダブルスで優勝を果たし、実力を示した。
武器は「多彩なサーブ」
もっとも、ダブルスにこだわっているわけではない。卓球選手として目指すのは、シングルスプレーヤーとしての「全日本」の表彰台。この夏には、ダブルスながら国際大会(WTT)で優勝するなど調子は上向いている。武器は、高々とボール上げて打つ、多彩なサーブだ。
「卓球は体格差がハンデにならないのが魅力。僕は身長163センチと小柄なほうですが、頭を使い、戦略的に戦うことで勝負できる。『シチズン時計』本社で無料でホームゲームも見られるので、ぜひ地元の方々に来てほしいです」
地元では、卓球部として西東京市PR親善大使も務め、シチズンフェスティバルなどでも市民との交流を図っている。
「先日のアジア競技大会でも卓球が盛り上がりましたが、老若男女誰でも取り組めるスポーツなので、ぜひ多くの方に始めてみてほしいです。地元にもチームがあるので、ぜひ応援してください!」
■さんべ・こうへい 1997年山形県生まれ。全日本卓球選手権のダブルスで3回優勝。全国高校総体シングルス優勝など。今年の「全日本」ではシングルスベスト16。シチズン卓球部では主将を務める。



