仏事のよろず相談所
奥野式典 奥山太郎さんコラム
「皆さん、どんなお葬式をしていますか?」
最近よく聞かれるご質問です。
「コロナ」の感染状況が落ち着いてきました。それを受け、「以前のようにお通夜・葬儀をやってもよいのでは?」という雰囲気が出ています。
遠方からの参列者も
ご葬儀の場の変化で顕著なのは、大きく以下の3つです。
①参列者の増加
遠方に暮らすご親族らの参列が増えてきています。依然、家族葬がメインですが、その規模は一時期よりも大きくなってきています。
②お通夜の増加
お通夜をされるご家族も増えました。
お通夜があると、お勤め帰りに参列できるなど多くの関係者にメリットがあるので、見直されているようです。
ちなみに、「葬儀で集まれなかったから……」と、1周忌法要などを少し大きな規模で行うご家族も増えています。
③会食の増加
精進落としや通夜ぶるまいなど、会食をするご家族も増えました。
もちろん、対人距離をしっかり取り、念入りな感染対策をしたうえでの会食ですが、やはり会食が伴うと、場も和みますし、区切りも付けやすくなります。
この原稿を書いている時点では飲酒をされる方は少数ですが、お酒にはお清めの意味がありますので、ぜひコロナ対策をしっかりしたうえで、適切な飲酒・会食をしてほしいと思います。
会場などプロに相談を
少しずつ人の集まりが戻ってきています。葬儀の場での感染対策は、現場をよく知るプロにご相談ください。 奥野式典では、ご葬儀全般のご相談に乗っています。相談は予約制です。気軽にご予約を。
プロフィール
奥山 太郎