「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」などの人気アニメーションの制作をしている「シンエイ動画」が、創立50周年を迎え、拠点にしてきた西東京市で特別の展示会やワークショップなどを行う。
同社は西東京市のマスコットキャラクター「いこいーな」のデザインをするなど地域との縁も深く、本社1階のドラえもんのオブジェは田無の名所にもなっている。

貴重なセル画・設定資料やワークショップなど
シンエイ動画は、前身となるエイプロダクションを改組する形で1976年に設立。市内での移転を経て、2009年に現在地(田無町3の9の21)に自社ビルを建設した=上画像。
青梅街道に面した1階にはドラえもんたちのオブジェが置かれ、子どもたちの目を引く、地域の名所の一つとなっている。
アニメ「あたしンち」で田無を舞台に
50年の歩みのなかで地域との関わりも深く、1995年には当時の田無市から紺綬褒章を贈られている。
また、手掛けているアニメ「あたしンち」では、田無を舞台とし、田無駅やスカイタワー西東京などを描いている。
それにちなんで、昨年11月には、田無駅北口近くに「あたしンち」のデザインマンホール蓋も設置された。ちなみに、8月3日㈪から1万枚限定で、その画像を取り込んだマンホールカード(下水道広報プラットフォーム発行)が田無駅併設の「まちテナ西東京」で無料配布される。
西東京市マスコットキャラクター「いこいーな」も
西東京市の″顔〟ともいえるキャラクター「いこいーな」も、同社のデザインによるもの。2011年に市の10周年に合わせて作られたもので、コンセプトは「いこいの森の妖精」。同社が手掛けた3案の中から市民投票を経て選ばれた。
特別展示、7/23~
そんな同社の歴史を振り返る展示会が、7月23日㈭から8月2日㈰まで、市民文化プラザで開かれる。
貴重なセル画や設定資料などを特別展示するもの。7月25日㈯と8月1日㈯にはアニメーター・末吉裕一郎さんによるライブペインティングもある。また、7月26日㈰には「クレヨンしんちゃん」、8月2日㈰には人気作品からゲストが登場し、一緒に写真撮影ができる。
開場は午前10時から午後5時まで。7月28日㈫は休館。無料。
このほか、アニメ制作の裏側をのぞけるワークショップや、いこいーなの新ポーズを考えるイベントなどが予定されている。一部は事前申込制。詳細は同市ホームページ参照を。
50周年の節目に地域で催しを開く同社では「これまでの歩みを振り返り、私たちの作品が皆様の素晴らしい思い出の数々と共にあることを、改めて感じていただければ幸いです」とコメントしている。
催しは市・同プラザと共催。

