田無駅北口ロータリーにある平和のリングの点灯が、2月23日(2024年)、13年ぶりに再開された。リングに沿って、赤・青・緑・白の電飾の色が7秒ごとにグラデーションで変わっていくもので、点灯時間は日没から24時まで。

50人以上が亡くなった空襲被害を後世に
平和のリングは、戦時中に同地で50人以上が亡くなる空襲があったことを後世に伝えていくことを願い、1996年に設置されたもの。
当初は夜間に点灯していたが、2011年の東日本大震災の際に節電のため、隣接する噴水と共に休止となり、今日に至っていた。
そうしたなか、ウクライナやパレスチナで紛争が続き、「平和」を改めて見直す必要があるとして、西東京市がその再開に踏み切った。

あいにくの雨模様に、アスタでセレモニー
再開当日は点灯式セレモニーが予定されていたが、あいにくの雨模様で、隣接するアスタセンターコートでの開催となった。
会場では西東京市立保谷第二小学校有志による平和の歌ミニコンサートなどが行われた。この平和の歌は、ウクライナ避難者と交流した同校の児童たちが作詞し、同校教員が作曲したもの。
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