グリーンロードの彫刻の主は一体だれ?

地元ゆかりの大家の作品が道沿いに

春らしい陽気になってきた今日この頃。晴れた日はついつい散歩に出掛けたくなりますよね。今回は、お散歩スポットとして人気の「小平市グリーンロード」の“アレ”について紹介します。

グリーンロードを通ったことがある人なら、きっと想像がつきますよね。そう、“アレ”とは、グリーンロード内にある彫刻の数々です(=写真)。「これは何だろう」と気になっていた方も多いのではないでしょうか。

彫刻の作者の名は、齋藤素巖(さいとう・そがん)。

日本の本格的な彫塑(ちょうそ)専門団体「構造社」を設立したほかにも、数々の受賞歴を持つ、日本近代を代表する彫刻家の一人です。

また、同氏は、84歳で亡くなるまでの31年間、小平市学園東町に住居を構えて芸術活動に力を注いだ、地域ゆかりの作家でもあります。

 

16基・17作品が小平駅〜花小金井駅間に

没後、遺族は小平市に240点超の石こう原型を寄贈。小平市では、その保存とともに、約50点のブロンズ鋳造を行いました。

その内の16基17作品は「齋藤素巖・彫刻の小径」として、グリーンロードの小平駅から花小金井駅間に設置されており、存在感を放っています。

ブロンズ鋳造の作品は、ほかにも小平市役所南側の芝生広場、ルネこだいら、同市中央図書館玄関などに設置されているので、興味が湧いた方はこちらもチェックしてみてください。

<リンク>

彫刻の小径MAP

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