駅前からの情報発信に、市と民間がタッグ アスタには大型ビジョン
駅前から町を盛り上げる!――西東京市は地域活性化を目的に、民間の力を活用して、駅前からの情報発信に力を入れていく予定です。
4日(土)には田無駅券売機横にFMラジオ局などを備えた「まちテナ西東京」をオープンします(4月1日からプレオープン)。
地場産品のアンテナショップも併設
田無駅にオープンする「まちテナ西東京」は、約7・5坪のスペースに、コミュニティラジオ放送局「エフエム西東京」のサテライトスタジオや、西東京市はじめ多摩の地場産品を販売するアンテナショップ、行政情報等を表示するデジタルサイネージなどを持つ予定です。
アンテナショップでは、パンやベーグル、市内の農産物などを、事業者ごとに曜日を決めて週ないし隔週に1回のペースで販売するという計画があります。
先行して、大型ビジョンスタート
運営するのは、「エフエム西東京」と、田無駅北口前にある「アスタ西東京」でつくる共同事業体(駅前情報発信プロジェクトコンソーシアム)です。
先行してアスタでは、2階正面入り口上部に約5メートル×約3メートルのLEDビジョンを設置し、先月8日から放映しています。
この大型ビジョンでも地域の情報の発信を行っていく計画です。
また、災害時の情報発信にも生かす予定でいます。
最大の目的は「市民への町の魅力発信」
事業を担うエフエム西東京の鈴木信克社長は、「最大の目的は、市民に地域の魅力をしっかりと伝えていくこと。多くの市民に『この町に住み続けたい』と思ってもらえるようにしたい」と話します。
田無駅で重点的に行われる取り組みだが、鈴木社長は「できることなら、市内すべての駅に活動を広げたい」と意気込んでいます。
実際、同共同事業体では、使われなかった学校給食用農産物の特別販売を3月中にひばりヶ丘駅前でも行うなど精力的な活動を見せています。
新型コロナウイルスの影響で、セレモニーは見送り
なお、オープニングセレモニーは、新型コロナウイルスの影響で見送りとなっています。
◎駅前情報発信プロジェクトコンソーシアム https://machitenna.com/