お盆に、「終活」を 話し合いませんか?

仏事のよろず相談所

奥野式典 奥山太郎さんコラム

 

終活に関心を持つ方が増えていますが、何かアクションをされていますか?

「やらなきゃと思っているけど、動き出せない」「話題を切り出すのが難しくて……」

そんなご相談をよく受けます。

 

家族と話す大切さ

奥野式典がお勧めするのは、まずは家族と話し合うことです。話し合うことで、家族が何を心配しているのか分かりますし、自分自身も考えを整理できます。

この季節なら、お盆中に話し合ってみてはいかがでしょうか? 家族が集まる機会ですし、仏事の行事なので、「私の場合は……」と切り出しやすいですね。

 

終活で忘れてはいけない「葬儀」のこと

終活では、相続や生前整理に気が向きがちですが、ご葬儀のこともぜひお考えください。

終活を必要と考える人の大半が、「家族に迷惑をかけたくない」とおっしゃいますが、その点、ご葬儀は優先事項です。というのも、最初に直面しますし、必要となってからの検討の時間がとても短いからです。

 

最低限決めておくべきこと

事前の準備に気が進まないのはよく分かりますが、最低限、「誰を呼ぶか」「どのくらいの規模か」ぐらいの希望は家族に話しておきましょう。また、すでに生前予約などをされている方は、そのことを必ず家族に伝えてください。「もしものときはこの業者に電話を」と伝えておくだけで、家族の負担はぐっと減ります。

最近は、家の宗旨宗派が分からず戸惑う喪主様も多いです。そうしたことも伝承したいですね。

どんなことを話し合えばいいのか不安な方は、お気軽にご相談ください。ベテランスタッフが対応しますのでご相談はご予約をお願いします。 

 

プロフィール

奥山 太郎

葬儀社「奥野式典」の葬儀担当者。同社は三鷹市に本社を置き、東久留米市西部地域センター目の前に「お葬儀相談センター」を開いている。1日葬から一般葬・社葬まで、さまざまな葬儀に対応。特に、生花祭壇に定評があり、過去の実例は相談センターで公開もしている。事前相談は、奥山さんほかベテランスタッフが対応するので予約のうえ来訪を。公式ホームページ:http://www.okunoshikiten.jp/

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