井戸のある住環境を目指して2015年1月から活動する「小平井戸の会」が、このほど、活動レポートとしてメールで発行してきたニュースレターを、一冊の冊子にまとめました。
55号分が収録された冊子は、カラー写真やイラストが多く、ぱらぱらとめくるだけでも、活動の様子が伝わってくる作りになっています。
『小平市史』から歴史を探ったり、近隣市からさらには海外・バルカン半島にまで出かけての「井戸探し」などは、読み応えがあります。
井戸の確保で、万一の被災に備える
同会の主な活動目的は、地域内の使える井戸を保全し、災害時の生活用水を確保していくことです。
市は上水道から直接取水するスタンドパイプなどで必要な水を確保できるとしていますが、同会では、安定供給には井戸が有効として、その保全や情報共有などを訴えています。
冊子は500円(税込)で頒布している。A4判、60ページ。
会のことなど、詳しくは金子さん(080・6689・3097 idonokai@gmail.com)へ。