開催中の2019年3月議会で、各市とも来年度予算案が審議されている。
【 西東京市 】
西東京市の一般会計は昨年比4.1%減の714億1300万円。公立校再編成が山を超え、歳出が抑制できたという。主要事業では、庁舎統合に向けて取り組みが本格化する。2020年に田無庁舎市民広場に仮庁舎開設(2月予定)、保谷庁舎解体を計画している。
また、今年10月から古紙やびんなどの資源物の戸別収集を計画する。
【 東久留米市 】
東久留米市の一般会計は昨年比2.3%の422億円。上の原地区の開発事業が概ね完了したことが歳出抑制につながっている。なお、同地区では、先月にホームセンター、昨日には関東最大規模の天然温泉の温浴施設がオープンしている。
今後の重点事業では、ワゴンタイプのタクシーを使用した「デマンド型交通運行事業」の実験運行が掲げられている。
【 小平市 】
小平市の一般会計は昨年比2.2%増の663億4600万円。小川駅西口地区などの駅前再開発事業などがあり、拡大予算となっている。
なお、同市では来月から家庭ごみ有料化・戸別収集が始まる。防災関連にも力が入っている。